GJ > 競馬ニュース > 「魅力」フーリッシュ  > 2ページ目
NEW

JRA中山金杯(G3)「未知の魅力」ステイフーリッシュの実力は? 舞台は「ベスト」か

【この記事のキーワード】, ,

 最終追い切りは栗東・坂路で4F54秒4-12秒6。時計のかかる馬場だったので悪くはないタイムだ。ただし、矢作調教師は「変わりなく順調にきている。全体的にもう一段良くなってほしいが、折り合いがつきやすそうな中山の2000メートルなら」と微妙なコメント。「中山の2000メートル」という言葉は、この金杯と同じ舞台である一昨年のホープフルS(G1、芝2000メートル)を指す。

 中谷雄太騎手騎乗のステイフーリッシュは出遅れて後方からの競馬。3角からまくって好位に進出。直線でもよく伸びて3着にきた。勝ったタイムフライヤー、2着のジャンダルムは重賞での好走実績があったが、新馬戦を勝ったばかりの挑戦での3着は高い将来性を窺わせた。今回、チャレンジCを叩いた効果が出れば勝機もある。

 ステイフーリッシュは京都新聞杯以降、連にも絡めていないが、まだまだ未知の部分が大きい。血統的には母のカウアイレーンはクイーンS(G3、芝1800メートル)の3着馬であり、近親にはブラックホーク(安田記念、スプリンターズS)、ピンクカメオ(NHKマイルC)などの名前が並ぶ良血だ。同世代のグレイルも親戚。成長次第では世代トップクラスになる可能性もあるだろう。

 メンバー的にレベルが高いとは言えないここは、潜在能力で押し切れるかもしれない。行き脚が戻っていることと藤岡佑介騎手の好判断が条件となる。ただし、馬券の大本線にするのは危険を伴いそうだ。

JRA中山金杯(G3)「未知の魅力」ステイフーリッシュの実力は? 舞台は「ベスト」かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  6. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  7. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  8. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  9. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客