JRA中山金杯(G3)「未知の魅力」ステイフーリッシュの実力は? 舞台は「ベスト」か
5日に行われる中山金杯(G3)。人気を二分しそうなのがステイフーリッシュ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)とマウントゴールド(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)。昨秋は3歳馬が猛威をふるった。明け4歳となったステイフーリッシュについて検討する。
ステイフーリッシュは前走チャレンジC(G3、芝2000メートル)が5番人気の3着。好走と言えば好走ではある。逃げたのはマルターズアポジー。1000メートル通過が59秒7とややスローの流れ。2番手にサイモンラムセス、3番手がマウントゴールドと続く。ステイフーリッシュは行きっぷりが良くなく6番手あたり。4番手にいたエアウィンザーが上がり3F最速の末脚で快勝。これでは前にいた馬も後続もなす術はない。
3馬身差の2着が粘ったマウントゴールド。さらに1馬身半離れた3着がかろうじて差してきたステイフーリッシュ。このレースでは両者とも斤量は56キロ、今回も両者ともに56キロ。単純に考えれば、ここでもステイフーリッシュはマウントゴールドに先着できそうもない。ただし、軽快に先行できれば話は別となる。
ステイフーリッシュのベストレースは重賞初制覇を飾った京都新聞杯(G2、芝2200メートル)。後にラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル)を制するメイショウテッコンが逃げ、まずまずの流れ。鞍上藤岡佑介騎手のステイフーリッシュは3馬身ほど離れた2番手につけ、4角で先頭に並びかけると直線で楽々と先頭。後続は道中でかなり脚を使わされていたため、伸び切れなかった。
昨年、藤岡佑介騎手は数々のファインプレーを披露、NHKマイルC(G1、芝1600メートル)では追い込む競馬でG1初制覇も達成した。しかし、藤岡佑介騎手が最も得意とするのが先行から抜け出すレース。ガンコで日経賞(G2、芝2500メートル)を制した際も、キセキを先に行かせての勝利だった。
チャレンジCでも藤岡佑介騎手はステイフーリッシュを先行させたかったことだろう。しかし、馬は思うように動いてくれなかった。それは前々走の菊花賞(G1、芝3000メートル)で出遅れ、後方からの競馬になってしまった後遺症だったかもしれない。したがって中山金杯での最大の課題は、京都新聞杯で見せた素軽い先行力が蘇るかどうかということになる。
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