麻雀Mリーグ「3日目」を占う! 麻雀界の「華」二階堂亜樹VS「鉄人」前原雄大が激突……大注目の麻雀プロリーグが再開!!
【KONAMI麻雀格闘倶楽部】コナミ(4位)
出場選手:前原雄大(日本プロ麻雀連盟)
リザーブ:佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)、高宮まり(日本プロ麻雀連盟)
チーム開幕初日で、佐々木が2連戦したKONAMI麻雀格闘倶楽部。エース投入で勢いをつけたかったものの結果は2着、3着。チームは-14.0Pの第4位と、佐々木が「次は挽回する」と雪辱を誓う悔しい結果となった。
そんなKONAMI麻雀格闘倶楽部からは、最年長Mリーガーとなる前原雄大が初登板を迎える。今年62歳を迎える大ベテランながら現・鳳凰位と、日本最大の規模を誇る連盟の頂点に立つ、衰え知らずの”鉄人”だ。
ドラ1の佐々木とは「チームがらくた」としてコンビを組む間柄。佐々木も「自分以外で強いと思う雀士」という質問に前原の名を挙げ、若い高宮まりも「苦しい時にアドバイスを頂ければ」と信頼を寄せるなど、チームの精神的な柱。ここは結果でチームを鼓舞したいところだ。
「稽古量はこれまでと変わりません」と公言する前原。Mリ-グは自身にとって「ラストダンスの場」と捉え、毎朝散歩に出てコンディションを整えるなど余念がない。「地獄の門番」と呼ばれる圧倒的な攻撃力を武器に”完全燃焼”する覚悟で挑む。
【U-NEXT Pirates】U-NEXT(1位)
出場選手:朝倉康心(最高位戦日本プロ麻雀協会)
リザーブ:小林剛(麻将連合)、石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)
「赤ありルールで強い」とされる速攻を武器に、開幕初日で小林剛が2着、石橋伸洋が1着と首位発進を決めたU-NEXT Pirates。前評判通りのスタートとなったチームにとっての3戦目は”ASAPIN(アサピン)”こと朝倉康心の初登場となる。
自身が「指名された21人の中では特殊」と語る通り、実績十分のMリーガーの中で朝倉のプロキャリはわずか数カ月。表面上はまさに「異例の抜擢」といえるが、累計登録ID数・約470万を誇るオンライン麻雀『天鳳』(C-EGG)において2度の天鳳位に輝くなど、オンライン麻雀界の大スターだ。
また、”リアル”の麻雀でも昨年の『麻雀駅伝』(AbemaTV)において圧倒的な結果で区間賞を獲得し、アマチュア連合を優勝へ導くと、最高位戦の一員として出場した今年も優勝に貢献して自身の”連覇”を達成。その雀力はトッププロと比肩する。
「華のある手役や高打点とは、逆のタイプの3人。だけど『勝ちに来た』からこそ結果を出さないと」
そう語る通り、朝倉のスタイルは好結果を残した小林、石橋と同じ速攻型。U-NEXT Piratesのチームカラーとなる「スピードのある麻雀」で、さらに後続を突き放せるか。いよいよ、ネット麻雀界の寵児「ASAPIN」の名が全国に知れ渡る時が来た。