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パチンコ成功に導いた「超発明」……「負けたら終わり」のスリルが魂に火をつける!!

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 パチンコ『CR新世紀エヴァンゲリオン』を端緒にその機能をファンに浸透させた「突確」はまた、その原理を応用した派生機能からもうひとつの画期的システムを創出するに至った。

 それが「バトルシステム」である。

 突然確変の逆ルート、つまり高確→低確となる「突然通常」や高確→通常確率電サポモードとなる「突然時短」を確変終了の契機とした。

 このシステムのスペック的なメリットは確変中の出玉を最大化できることである。スペックによってプレイヤーが被る不利益をすべて「確変」に集約させ、確変継続率や電チュー当選時における大当りラウンド振り分けを特化させようという狙いだ。

 しかし、「バトルシステム」が市場から熱烈な支持を受けたのはスペックという仕組みの部分だけではない。上記の内部システム的な枠組みを演出と完璧に融合させることに成功したからこそ、ファンから絶大な人気を獲得できたのである。

「負けたら終わり」というシビアであるがゆえにスリリングな確変モードは、この上なく自分の気持ちを演出に投影できる没入感や勝てば勝つほど大量出玉に繋がるものの敗北すれば通常大当り1回分を失う上に連チャンも途切れてしまう当事者性など、これまではただ「確変で当たれ」と揃った図柄の種類こそがすべてであった確変モードにおいて、そこで展開される演出においてかつてないほどの熱中度をもたらした。

「バトルシステム」とはよく言ったものである。戦いや勝負における本質を見事に体現し、内部的にも外部的にもパチンコに完璧に落とし込んでいるのである。

 この「バトルシステム」は京楽産業.の『CRぱちんこウルトラセブン』から始まった。突然通常ではなく突然時短を採用していたが、確変突入率が約82%で電サポ中は確変大当りの8割が15Rの出玉となっている。

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