パチンコ歓喜を呼び込む「魅惑のサイン」! 心をざわつかせる「誘惑の花」はこうして定着!!
4/6から『Pデカビスカス』なるパチンコ機種が西陣より登場した。盤面上部で圧倒的な存在感を放つハイビスカスをかたどったランプが光れば大当りというゲーム性である。
ハイビスカス。一般的には南国をイメージさせる花で、日本においては特に「沖縄」の象徴的なシンボルとなっている。その真っ赤に輝くトロピカルなイメージがどういうわけかパチンコ・パチスロ界隈においては「大当り」のサインとして広く認識されているのである。
この「ハイビスカスが光る=大当り」の記号は、完全告知機と呼ばれるパチスロのジャンルで醸成された。通常より大きいコインを用いて遊技する「沖縄県向けに製造されたスロット」、いわゆる沖スロを中心に機械の開発をしているパイオニアにより固定化されたものである。
もともとはパチスロの、しかも極めて狭い範囲の少数派によって成立していた独自の文化である「ハイビスカス」が、気がつけばパチンコの大当り告知として次第に認知され、今では特に説明の必要もなくハイビスカスが光れば大当りが約束されることを理解されているのでる。
では、いつごろからパチンコに「ハイビスカスランプ」が輸入されてきたのだろうか。真っ先に思いつくのは『CRスーパー海物語IN沖縄』の存在である。『新海』→『大海』→『スーパー海物語』に続くシリーズ第5弾(新海スペシャルを含めると第6弾)として2007年に登場したこの機種に一発告知役物「ハイビスカスフラッシュ」が搭載されたのである。
このパチンコを代表する大看板シリーズによって「ハイビスカス」は大当りを告知する機能性を多くのファンに知らしめることになった。
『沖海』以前にもハイビスカスランプを搭載するマシンは数多く存在していたが、その端緒となるのは奥村の『CR和(なごみ)』と豊丸の『CRハイサイ娘。』ではないだろうか。
この2機種は奇しくもまったくの同時期にリリースされたのであるが、『CR和』は液晶上部に小さめの、『CRハイサイ娘。』は盤面両脇に大きめの、ハイビスカスを模したランプ役物を対になる形で搭載しているのである。
『CRハイサイ娘。』はその名の通り、南国情緒あふれる演出群からハイビスカスランプ導入への流れがイメージできるが、日本の四季を情緒豊かに描いた「なごみ系」を自称する『CR和』のほうは艶艶しいハイビスカスの造形に多少の違和感を覚えなくもない。
ただ、これは「シンプルでわかりやすい」という沖スロの文脈を踏襲しているもので、ささやかな予告演出とノーマル・ロングの2種類しかない簡素化されたこの機種の演出としては正鵠を射た使い方なのである。
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