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パチスロ「弾けそうな時代」を象徴する1台 ~2号機名機伝説「クレイジーバブルス」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.24】

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パチスロ「弾けそうな時代」を象徴する1台 ~2号機名機伝説「クレイジーバブルス」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.24】の画像3

 

「来てるのか、もしかして!?」

 そんな風に思った矢先、台の上に設置された小さなスピーカーから、「ジャジャジャジャジャジャジャ、ジャジャジャジャーン♬」と景気のいいファンファーレが流れてきた。

 当時のマシンは台そのものへのフラグ告知機能の搭載は許可されていなかったが、データ管理用の端子から出玉増減の信号を拾って、規定の値を超えたら作動させていたのだろう。専用の外付けスピーカーによって、クレイジーボーナス当選を告知していたのである。当時としては斬新な試みと演出だった。

 さて、ガイド誌の解説のとおり規定枚数に到達してクレイジーボーナスは終了。すると、パネル上部の4つのバブルスランプが「チカチカチカ」と右から左…いや、左から右にだったか、流れるように点滅し、そして左端の「黄色」で止まった。

「はい、おめでとう」

 リセット(一般的なAタイプ機のBIGと同様、終了すると打ち止め状態になりリセットが必要だった)をしにきた店員さんがランプを確認すると、「継続挑戦中」と書かれたフダを台上に挿した。

 当時のパチスロの営業形態は、現在のようなノーパンク(無定量)は珍しく、定量制やBIGの所定回数ごとの交換、あるいは「終了時に台上のライトが回転したままだったら継続」みたいな感じだった。そういった営業形態に応じて、台にラッキーナンバー機能が搭載されていたのである。

 そんな風に、ユニークな仕様とゲーム性が話題になったクレイジーバブルス。時にえらい連チャンして一気に大量獲得することも多々あったが、アニマルのような脱法的なプログラムが仕組まれていたかどうかは、バブル景気が弾けて久しいいまとなっても謎である。


(文=アニマルかつみ)

 

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