パチンコ・パチスロ深ヨミ情報局「パチマックス!」
パチマックス!
パチマックス!
NEW
2020.10.29 11:30
パチスロ「弾けそうな時代」を象徴する1台 ~2号機名機伝説「クレイジーバブルス」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.24】
文=アニマルかつみ
「来てるのか、もしかして!?」
そんな風に思った矢先、台の上に設置された小さなスピーカーから、「ジャジャジャジャジャジャジャ、ジャジャジャジャーン♬」と景気のいいファンファーレが流れてきた。
当時のマシンは台そのものへのフラグ告知機能の搭載は許可されていなかったが、データ管理用の端子から出玉増減の信号を拾って、規定の値を超えたら作動させていたのだろう。専用の外付けスピーカーによって、クレイジーボーナス当選を告知していたのである。当時としては斬新な試みと演出だった。
さて、ガイド誌の解説のとおり規定枚数に到達してクレイジーボーナスは終了。すると、パネル上部の4つのバブルスランプが「チカチカチカ」と右から左…いや、左から右にだったか、流れるように点滅し、そして左端の「黄色」で止まった。
「はい、おめでとう」
リセット(一般的なAタイプ機のBIGと同様、終了すると打ち止め状態になりリセットが必要だった)をしにきた店員さんがランプを確認すると、「継続挑戦中」と書かれたフダを台上に挿した。
当時のパチスロの営業形態は、現在のようなノーパンク(無定量)は珍しく、定量制やBIGの所定回数ごとの交換、あるいは「終了時に台上のライトが回転したままだったら継続」みたいな感じだった。そういった営業形態に応じて、台にラッキーナンバー機能が搭載されていたのである。
そんな風に、ユニークな仕様とゲーム性が話題になったクレイジーバブルス。時にえらい連チャンして一気に大量獲得することも多々あったが、アニマルのような脱法的なプログラムが仕組まれていたかどうかは、バブル景気が弾けて久しいいまとなっても謎である。
(文=アニマルかつみ)
PICK UP NEWS
Ranking
5:30更新- スマスロで『新ミリオンゴッド』降臨の可能性も!?「最大級イベント」の展示マシンが話題に
- パチスロ新台『ミスタージャグラー』発売!「新要素」を搭載した待望の新シリーズ降臨!!
- 【スマスロ攻略】見逃しがちな「〇〇に激アツな秘密」が!?「朝イチ恩恵」も要チェック!!
- 【サミー】6号機の大ヒット機『カバネリ』の”スマスロ仕様”が展示され話題!
- 甘デジ帯でも覇権獲得!? 「90%継続+オール10R」でトータルバランスの良さが光るパチンコ最新作
- 牌の質感や音までもリアルな麻雀
- スマスロ「朝イチ攻略」で波ニ乗レ! 「前回〇〇」が期待値に影響アリ?【パチスロエウレカ4】
- 【『ウルトラミラクルジャグラー』検定通過記念】超変則スペックはまさに奇跡!?! 5号機ジャグラーを実戦!
- 恐るべし「やり手のオーナーさん」との出会い【ドラゴン広石『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』第83話:ドンちゃん2~その1】
- 【スマスロ北斗・新重要数値】朝イチの天国or本前兆スタートは「高設定」に期待
- 【スマスロ『番長4』】実戦からあぶり出した「設定推測ポイント」3選! シリーズ定番のアノ要素は今作も健在?
関連記事
パチスロ「翼を失った紺碧天馬」 ~2号機名機伝説「ペガサスラビット」&「F-1」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.23】
パチスロ「ドクロが揃えば何かが起こる!?」 ~2号機名機伝説「チャレンジマンAZ」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.22】
パチスロ受け継がれる「伝統の大量リーチ目」~2号機名機伝説「アストロライナー」&「ビッグパルサー」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.21】
パチスロ「単チェリーと月星ラクダ」が築く「ドル箱の山」!! ~2号機名機伝説「アラジン」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.20】
パチスロ「特定のゲーム数」で「連チャン」発生!? ~2号機名機伝説「リバティベルⅢ&Ⅳ」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.19】