パチスロ新台「鉄拳デビル」を超える衝撃!? エスパー発揮で「ATが終わらない」自力感満載の注目マシン！

文＝ひろ吉

【この記事のキーワード】パチスロ, 新台, パチスロ零

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　6月に導入された山佐の『パチスロ鉄拳４デビルVer.』（セブンリーグ製）が、現在もホールで猛威を振るっている。

　本機最大の魅力は、低設定でも引きが良ければ「万枚」を目指せるという、まさに「昔の5号機」さながらの強烈な一撃性能だろう。射幸性を求めるファン層の心をグッと掴んだ6号機では数少ないマシンといえる。

　そんな『鉄拳デビル』をリリースした山佐が、さらなる“衝撃”を与えてくれそうだ。ホラーゲームで絶大な人気を誇る『零』シリーズが、自力感満載のAT機となって7月に登場する。

『パチスロ零』（山佐）

■AT純増：約2.8枚
■初当り：1/265.1 ~ 1/181.6
■逢魔刻：1/618.1 ~ 1/354.0
■零ボーナス：1/478.9 ~ 1/378.7
■天井：800G+α
■回転数/50枚：約42G
■機械割：97.8 ~ 109.3%

　まずは出玉獲得のメインとなるAT「ゼロ」突入までの流れを説明しよう。通常時は規定ゲーム数消化によるAT当選が王道ルートだ。

　また、リプレイの一部や押し順の連続、レア役などでポイントを蓄積させ、内部レベル（3段階）を上げていき、レア役からの「疑似ボーナス（零ボーナスor逢魔刻）」の抽選も行っている。

　「零ボーナス」は約100枚獲得できる疑似ボーナス。レア役成立でAT当選のチャンスとなり、「逢魔刻」はAT「ゼロ」or「当主狂乱」のどちらかに当選する（ゼロの当選期待度は約55%）。

　「逢魔刻」失敗後は、引き戻しAT「当主狂乱（30G+α）」に突入し、霊に勝利することができれば「鏡石（敗北時復活）獲得 + AT（ゼロ）」へ昇格だ。

　メインAT「ゼロ」は自力継続型で、「準備中（8G+α）」と「周忌バトル（20G+α）」の2部構成。ベルやレア役などで怨霊の体力を削り切る事ができれば、AT継続となる。

　怨霊攻撃までのG数が「0」になると、4択当てが発生し、見事当れば「+10G」以上の上乗せかつ、怨霊に大ダメージを与えることが可能だ。外してしまえば、残りゲーム数が4G加算され、画面右にある「体力メーター」が1個減少。その体力メーターが「0」になるまでATは継続する。

　画面下にある「霊力ゲージ」はリプレイや1枚役で抽選しており、ゲージが最大まで貯まるたびに「択ナビアイコン」を獲得。怨霊攻撃までのG数が「0」になった時の択当てが「4択 → 2択 → 1択」となるため、AT継続に大きく関わる要素といえるだろう。

　AT継続後は「準備中（アイテム獲得抽選ゾーン）」からスタート。体力メーターは回復しないため、いかに体力を回復できるかが、AT継続の大きなカギとなる。

　スペックやゲーム性を見る限り、『リング　恐襲ノ連鎖』と『モンハン』シリーズを掛け合わせた自力感満載のAT機という印象を受けた。

　純増2.8枚でAT初当り確率が「1/265.1（設定1）」と軽めなため、一撃を狙いに行くよりも、500枚程度の出玉を積み重ねて伸ばしていくようなスペックなのかもしれない。

　演出は『バイオハザード』シリーズに近い雰囲気を醸し出しており、ホラー好きには堪らない仕上り。油断していると思わずビクッとしてしまう、そんな恐怖体験も味わえそうだ。

　『零』シリーズといえば、PS2やWiiなどでリリースされた非常に人気のあるタイトルでもあるため、知っているパチスロユーザーも多いのではないだろうか。是非、今後のロングヒットに期待したいところだ。

（文＝ひろ吉）

<著者プロフィール>

　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。