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パチンコ夢中になる無理ゲー!?【濱マモルののほほんコラムVol.113 ポップコーン中毒】

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 命の次に大切なお金を使い、貴重な時間も費やしているんだもの。パチンコ・パチスロは、大当り中ではない平時にどれだけ楽しめるかが重要だと常々考えている。

 例えば吐き気がするほど回らないパチンコや、どうせ当たらない連続演出を幾度も繰り返すパチスロ。まぁ前者は調整を見誤った自分が悪いわけだし、後者はキャンセルすればよいだろうという話だが、近隣ホールの遊タイム搭載機は基本的に渋めだし、筺体が進化したパチスロには押しつけがましいほどに演出過多のものもある。低投資で当てて勝てたならばともかく、いつまでも当たりを引けない時はイライラが募るばかりである。

 その点、8月に全国ホール導入を開始したA-gonの『Pビッグポップコーン』は色々な点で優れている。まず、ベースが辛すぎるからか、極悪ホール以外はどの台もグルングルン回る調整。加えて通常時小当り確率も99分の1と非常に軽く、数千円に1回は何がしかに当選する。

 演出も非常にシンプルで、長ったらしい煽りは一切なし。保留玉の変化、図柄始動時の予告音2回、リーチ時の「激アツ」ボイス、スーパーリーチなどといったチャンスパターンが複数絡んでも堂々とハズれる意外性を持ち合わせ、その一方で、ノーマルリーチでも平然と当たる潔さもある。

 極めつけは、通常時小当り後に発生の可能性がある「ポップコーンチャレンジ」だ。このポップコーンチャレンジへは、通常時小当り後の羽根開放で玉が役物内に入れば発展し、以降は1分間、ポップコーンの如く弾け飛ぶ玉がハズレへと引き込まれなければV入賞の末に9ラウンド約1,200個の出玉を獲得&50%で電サポ2回+残保留1個の「ポップコーンRUSH」へ突入する流れで、そのゲーム性は、他のマシンにはない独特の興奮がある。

 ポップコーンチャレンジにわずか数秒、或いは残り数秒で失敗したら「もう1回」、通常時小当りを引いても羽根に玉が拾われなければ「もう1回」、設定差がある直当り後のRUSH当選率は約4%or約13だし、どうせ当たらないと思いながらもバツが停止したら「もう1回」。先日は何度も何度も再チャレンジするうち、気が付けば3万円以上を溶かしていた。

 正直、気付いている。コイツは無理ゲーだと。

 何故なら、通常時小当りの約89%で選ばれる羽根開放2回で複数個の玉が拾われることは稀、というかそもそも玉が拾われないことも多々ある中で、大量の玉拾いに期待できる羽根開放14回の選択割合はわずか1%。ようやく大当りを射止めたとしても50%でRUSHから弾かれてしまうのだから、そのポップなゲーム性とは裏腹に、大量出玉へのルートはなかなかに厳しいのである。

 それなのに、また打ちたい。そう思えてしまうのだから、もはや中毒である。お金がいくらあっても足りないので、この手のマシンが好きなホールさん、どうか1パチで導入してくれませんかね。 

(文=濱マモル)

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