パチンコ「18万発」確認の爆裂機も候補に…「○○の秋」に相応しい意外な機種とは!?

 温室効果ガスによる地球温暖化によって、世界規模で巻き起こる気候変動は大小さまざまな影響を及ぼしている。日本でいえばこれまで明確に感じられていた季節の移り変わりを認識できなくなってきた印象だ。

 これはグラデーションの部分を担う春や秋に顕著に現れ、まだまだ肌寒いなと思っていたらもう夏で、残暑が長引くななどと愚痴をこぼすとあっという間に寒くなってくるのである。いまがまさにその状況。秋の季節感はもうなくなってしまうのであろうか。

 ところで、秋といえば「○○の秋」という言葉が多く存在する。これはほかの季節では見られない特殊なもので、農耕民族にとっての秋の重要性を示唆しているようにも感じる。

 その「○○の秋」。よく使われるフレーズとしては、「芸術の秋」「食欲の秋」「運動(スポーツ)の秋」「行楽の秋」といったところ。まあ、何をするにもほど良い気候であることを指し示しているのだが、ではこれを踏まえて秋に打つのに1番ふさわしいパチンコは何なのか。というのを、世間の状況を鑑みて777TOWNで調査したい。

 まずは「芸術の秋」。パチンコからもっとも遠い位置にある要素だが、まっさきに思い出すのは『CR名画』であろう。CR機の最初期に登場した人気機種。確変1/2の次回ループタイプとなっている。

 時短機能がないのでスペック的にはそれほど卓越した内容ではないが、オール2300発の出玉感で4連もすれば1万発弱を獲得できるのである。実際のプレイでも700ハマっても3連チャンでプラス領域。7169発持ちの差玉669発となった。

 次は「食欲の秋」。食べ物系は意外に多く、『ジャンジャン飯店』や『パンプキング』、18万発データも確認された『今日もカツ丼』や熱狂的ファンを持つ『餃子の王将』などもある。いや豊丸ばっかりやないかい。

 残念ながらチョイスしたのは豊丸ではなく『CR寿司だニャン』。確変抽選を役物で決定する仕組みが面白すぎた機種である。ただ、甘デジタイプなので大きな出玉成果は期待できないであろう。

 ところが驚きのプレイ結果が待っていた。153回転目で初当りをするも単発で終了してしまったので、役物抽選をもっと堪能したいと「おかわり」続行。すると時短抜け30回転で2度目の初当りを引き当てるとこれが確変、時短引き戻し絡めて6連チャンと大爆発。持ち玉4531発で差玉2781発と充分な結果を収めたのである。

「運動の秋」は『綱取物語』。野球やサッカー、ゴルフにアメフトとさまざまにスポーツをモチーフにした機種が存在するが、777TOWNには『CRあしたのジョー』とこれしかなかった。

 さて打ち始め。十・金・小の朝イチ出目を確認したのに初当りまで747回転。しかも、大当り後にはどうやら天国モードには移行しなかったようで単発ヤメ。-5000発越えの差玉でダントツ最下位となった。

 最後の「行楽の秋」は機種のチョイスが難しい。「山野などに出て、遊び楽しむこと」が行楽の意味となるが、そんなパチンコ存在するのか? なので、広義に「旅行」と捉え、選択した機種は『ぱちんこCR逃亡者おりん2』。楽しんではいないが、山野に出て旅をしている。

 この機種もライトミドルで確変50%のループタイプで、それほど出玉の馬力があるスペックではない。しかし、70回転で軽く初当りをモノにすると4連チャンで5000発オーバーと大奮闘。差玉も4476発となかなかの成果を見せた。

 さて、結果としては『CR名画』による「芸術」が秋にパチンコを打つ際にもっとも効果的なモチーフであると示唆された。1番難しい要素が選ばれてしまったが、アートを感じる機種を打ってみるもの一興である。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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