パチンコ「初回50％が3000発」の激熱スペック実力は…絶望から20000発オーバー獲得!?

　2022年、大注目のパチンコ機を実戦することが叶った。

　原作も大好きな「ルパン三世」シリーズ最新作。パチンコでは初代の正当後継機『CRルパンザサード』以降、そこまでハマった機種はないのだが…新作が発表されるたびに胸は躍る。

　導入後は確実に新作を遊技しているわけだが、先日デビューを果たした『Pルパン三世 2000カラットの涙』への期待は過去最高レベルであった。

　大当り確率1/319.6のミドルタイプ、初当り時の50％で「PERFECT BONUS（1500発）」を獲得できる仕様。「PERFECT BONUS」後は電サポ10000回が付与→1500発の獲得が可能と、RUSH突入時は「3000発スタート」に期待できる激アツ仕様だ。

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　RUSHの継続率は約81％で、電サポ中の大当りはALL1500発と大量出玉も射程圏内。最高峰のスペックと言えるだろう。過熱する出玉王争いに、食い込んできそうな気配である。

　そんな本機を打つべく久々に開店からホールへ向かった。人気シリーズ最新作で、強烈な一撃性も搭載した仕様。朝から座っておかないと遊技するのは難しいと考えたのであった。

　早起きをした甲斐もあって無事に台を確保。期待を胸に遊技をスタートしたのだが…台のコンディションが悪すぎる。「これは厳しい」と移動を視野に入れたのだが、すでにシマはパンパン状態。続行するという選択しかできなかった。

　状態の悪さと何も起こらない展開にテンションは下がりまくり。とりあえず当てるまでは打ちたいところだが、「この状況が続くようでは心が持たない」という思いが強くなっていた。早めの撤退も視野に入れたのだが…。

　114回転目。眠っていた台が動き出す。シリーズ定番の高信頼度「タイプライタ予告」が発生！絶対に拝みたかった演出の登場に大興奮だったが、虎柄も絡むなど十分に期待できる展開となった。

　発展先は少し不安な感じだったが、ココは無事に大当りをゲット。最強レベルの性能を堪能する権利を得たのである。あとは50％を引けるか否か。偶数図柄揃い「LUPIN BONUS」であったが、ファイナルチャンスでの昇格を願い続けていた。　勝負の瞬間。気合を入れてボタンを押すも昇格は叶わず…残念ながら反対側の50％を引いてしまったのであった。約450発のみを受け取り、通常モードに直帰…この絶望感は言葉にできないものである。

　何のサポートもないまま、もう一度1/319.6の大当りを目指すという修行の始まり。逃げ出したくなったが「せめてもう1回はRUSH突入の夢を見たい」と、続行を決意したのであった。

　しかし、その後の展開は目も当てられぬ内容…興奮できるような演出が起こることはなく、相変わらず状態の悪さに苦しみ続けた。さすがに限界。投資30本になったところでギブアップしたのである。

　初打ちの感想は「50％で450発終了はキツい」というもの。面白い部分もあったが、その一言に尽きる。周りもRUSH突入を果たせず苦しんでいた印象で、初当り単発で即ヤメする方も目立っていた。同じような感想を抱いたユーザーは多いのではないだろうか。

　RUSHへ入れることさえできれば印象は大きく変わると思う。実際にポジティブな意見は多いし、3万発オーバーなど爆裂情報も浮上している。RUSHを経験するまでは評価できないが、とりえずこの日は続行する元気が残っていなかったのだ。

　気持ちを切り替え、30本の負けを取り返すべく他のシマへ向かう。選択肢は『新世紀エヴァンゲリオン～未来への咆哮～』一択である。「約70％突入×ALL1500発」という激アツ要素を備えた本機。逆転を望むには適役だろう。

　結果は…投資6本で「1」「3」「5」図柄が停止。「暴走BONUS」に当選し、そのままIMPACT MODEに突入したのである。ココからの展開は最高だった。面白いように連チャンは続き「2万2995発」の獲得に成功したのだ。

　結果として大勝利で実戦は終了。窮地を救ってくれた『エヴァ』には心から感謝である。この勢いのまま『ルパン』へのリベンジを果たしたいところ。次こそは、限界突破の一撃を堪能したい。

（文=木戸範孝）

<著者プロフィール>
　Webメディアに掲載されるスポーツ関連記事の作成および編集業務を経験。その後はGJにて競馬やパチンコ・パチスロ、スポーツなどを担当している。現在はパチンコ・パチスロ分野に力を入れており、自身が好む爆裂タイプの動向に注目している。業界ニュースも担当。業界関係者への取材を元に、新台関連の記事も多く作成している。