パチスロ新台「超速AT」を実戦!!「スルメ台」確信も不安な要素が!?

パチスロ新台「超速AT」を実戦!!

　パチスロ6号機の高純増マシンといえば爽快感が味わえる反面、初当りが重く自力感が薄いという印象を持つユーザーも多いかもしれないが…。

　5月23日、そんなイメージを吹き飛ばすマシンが登場した。

　その名も『ぱちすろ けものフレンズ』。本機は純増9.5枚のハイスピードATを搭載しながら、1周期目の当選期待度が約50%と高確率だ。

　人気アニメとのタイアップだが、動物をモチーフとした作品ということで、サミーの人気シリーズ「獣王」の要素も盛り込まれている。動物コンテンツ同士、相性が悪いはずかない。

　今回はそんな本機を導入初日に実戦。約5000Gをプレイしたので、その様子をご紹介していきたい。

　朝の入場抽選は3番。約20人並んでいたが、これなら台を確保できそうだ。

　導入は3台。台に向かうと即満席で、まさにギリギリであった。新台に設定を入れるホールではあるが、ユーザーからの期待も高いのかもしれない。

獣王とコラボしているだけありライオンはアツい？

　回していくと残念ながら期待度50%といわれている1周期目はスルー。期待度約48%の「ダチョウCZ」に突入するも失敗してしまう。

　初ATは3周期目。期待度約67%の「ライオンCZ」が成功、獣王とコラボしているだけありライオンはアツいようだ。

　ATは1セット約10G+αで純増が約9.5枚、ループ率は約88%。単発で終わる方が難しい。

　指定の色で15枚役が成立すれば、レベルに応じて継続抽選を行うシステム。画像の場合は青7と赤7がレベル3なので約33%、白7で15枚が成立すれば約20%で継続抽選となる。

　初回は難なく6連まで到達。本機は上位ATでなければ基本6連で一旦ATが終了する。出玉推移としては「周期抽選の『パチスロ ガメラ』」のようなものだと考えていただければ分かりやすいかもしれない。

　周期でCZやATを抽選するゲーム性だが、途中でATに突入させる展開もある。レア役で回せるガチャからAT直撃したり、周期冒頭の「アニマルチャンネル」ではレア役を6回重ねAT当選となった。

　打ってみた感想は、ある程度の出玉獲得なら期待が持てると感じた。早い初当りも高頻度、CZにポンポン入るなど全て自力なので非常に楽しい。固まった出玉が取りやすいので、連チャンすれば大負けする可能性は低いだろう。

　しかし、ここまで読んでお分かりかもしれないが、ゲーム性が複雑。どのタイミングで何をすれば良いか説明が少ないので分かりにくい。理解できれば叩きどころが豊富で面白いのだが、そこまで到達するのにハードルを感じた。

　SNSを見ると「600枚で完走する時代が来た」という旨のコメントもある。600枚をループさせる出玉モデルだということを理解せず座ってしまうと、このようなネガティブな意見も必然なのかもしれない。

　スルメ台であることは間違いないが、人を選んでしまう点は非常に勿体なく感じた。これからチャレンジする方は是非攻略サイト等を片手に実戦してみてほしい。

（文=大松）
<著者プロフィール>
　4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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