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【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも「鞍上未定」の怪…レース当週C.ルメール復帰予定、何かしらのサプライズも?

アスコリピチェーノ 撮影:Ruriko.I
アスコリピチェーノ 撮影:Ruriko.I

2歳女王アスコリピチェーノが好調アピール!

 来月5日に行われるNHKマイルC(G1)の1週前追い切りが、東西トレセンで行われた。昨年の2歳女王アスコリピチェーノ(牝3歳、美浦・黒岩陽一厩舎)が美浦ウッドコースで好調をアピールだ。

 主戦の北村宏司騎手を背に僚馬ナチュラルハイと併せ馬を行い、2馬身先着。この日の一番時計となる6ハロン79秒4をマークし、管理する黒岩調教師も「桜花賞(G1)のダメージが少なかったので、しっかり追い切りをやった。息の入りも良かった」と、デキに納得のコメントを残した。

 前走の桜花賞は1番人気で惜しくも2着に敗れたが、ホームの東京競馬場に戻るのはG1・2勝目を目指す本馬にとって好材料となる。レース当日は同じ2歳マイルG1馬のジャンタルマンタルが最大のライバルになってくるだろう。

 ただ、そのジャンタルマンタルがすでに川田将雅騎手とのコンビ続投を発表していることに対し、アスコリピチェーノは追い切りで北村宏騎手が跨ったにもかかわらず、レースでの騎乗が「未定」となっているのは気になるところだ。

 アスコリピチェーノはもともとC.ルメール騎手を背に昨年6月のデビュー戦を勝利。北村宏騎手は2戦目の新潟2歳S(G3)から手綱を取り“一発回答”を決めると、続く阪神ジュベナイルF(G1)も制覇。主戦の座を確たるものとしたように見えた。

 前走の桜花賞こそ先述の通り2着だったものの、ここまで本馬とのコンビでは3戦2勝2着1回とほぼ完璧な成績を残している。本来であればジャンタルマンタルと同じく、コンビ継続が妥当だろう。

騎乗経験のあるC.ルメール騎手が早ければNHKマイルC週に復帰

C.ルメール騎手 撮影:Ruriko.I
C.ルメール騎手 撮影:Ruriko.I

「北村宏騎手以外に唯一アスコリピチェーノに跨った経験のあるルメール騎手が、早ければ5月の1週目、NHKマイルCの週から復帰を予定しているみたいですね。

また、北村宏騎手が3月のファルコンS(G3)で手綱を取ったシュトラウスもNHKマイルCに出走予定。まだレースでの騎乗は発表されていませんが、北村宏騎手はこちらの追い切りにも騎乗しています。昨年は出世レースの東京スポーツ杯2歳S(G2)を制覇。実績面はアスコリピチェーノに劣りますが、能力を秘めている1頭です」(競馬誌ライター)

 先月開催されたドバイターフ(G1)で落馬し、鎖骨と肋骨にヒビが入った上、肺にも穴があく重傷を負ったルメール騎手。予定していた桜花賞のチェルヴィニア、皐月賞(G1)のレガレイラに騎乗することは叶わなかった。

 ちなみにレガレイラは奇しくも北村宏騎手が代役を務めたが、1番人気6着。同馬はアスコリピチェーノと同じサンデーレーシングの所有馬である。北村宏騎手は結果的に同オーナーの所有馬で、2週連続1番人気の期待に応えることができなかった。

 NHKマイルCの出走馬は来週木曜に確定する。果たしてアスコリピチェーノは何事もなかったかのように北村宏騎手が引き続き鞍上を務めるのか、それとも何らかのサプライズがあるのだろうか。

GJ 編集部

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