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パチスロの「純増」とは? タイプ別に計算方法を解説!

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 パチスロの純増とは、「1ゲームで増えたメダルの枚数」のことです。ゲームで払い出された枚数から投入したメダルの枚数を引くことで計算できます。例えば、4枚のメダルを投入して6枚のメダルが払い出されたら以下のように純増を算出します。

●払い出し枚数(6枚) - 投入枚数 (4枚)= 純増(2枚)

 パチスロでは、各機械が純増枚数の期待値を明示していることがあります。例えば、AT機で純増枚数6枚と示されている場合は、AT発生時に平均6枚の純増になるように設定されています。

 ボーナスタイプも同様に、1回のボーナス発生で獲得できる枚数を計算することが可能です。純増を知っているだけで、機種選びもしやすくなるでしょう。

純増の計算方法 【ボーナスタイプ】

 ボーナスタイプでは、ボーナスを通してトータルで払い出される枚数から投入した枚数を差し引くことで純増枚数を割り出せます。ボーナスの純増を計算するときには、ボーナスが始まってから終わるまでを1ゲームとみなします。ボーナス発生時に得られる利益を計算できるからです。

 例えば、ボーナスが始まると3枚を投入して毎回15枚の払い出しがあり、トータルで250枚の払い出しがあった時点でボーナスが終わるとしましょう。1回のプレイについて考えると、純増は以下のように計算できます。

●15枚-3枚=12枚(1回あたりの純増)

 このままプレイを続けていくと、毎回15枚の払い出しがあり、16回目で総払い出し枚数が240枚、17回目で255枚になります。そのため、17回目でボーナスは終了します。

 ボーナスを通して得られた利益は17回目までに得られた純増なので、以下のように計算できます。

●1回あたりの純増 × ボーナスの消化ゲーム数 → 12枚 × 17回 = 204枚(ボーナスの純増枚数)

 ボーナスのルールによって純増は違います。仮に230枚の払い出しでボーナスが終了する場合は、プレイ回数が1回減るので、ボーナスの純増枚数は192枚です。

 このようにボーナスのルールを分析すれば、ボーナス発生時に何枚の利益を得られるかが計算できるのです。

純増の計算方法 【AT&ART編タイプ】

 AT&ARTでは、各小役に当る確率とそれぞれの役による払い出し枚数がわかれば、毎ゲームの純増の期待値を計算できます。それぞれの小役確率と払い出し枚数を掛けた数の合計値がAT&ARTの場合の純増枚数です。

 AT&ARTの純増の計算方法はやや複雑なので、具体的に見てみた方がわかりやすいでしょう。ここでは3枚投入をしたときに、小役確率と払い戻し枚数が以下のような関係になっているモデルケースで計算方法を紹介します。

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 この場合にはそれぞれの役と払い戻し枚数を掛けた値の合計値として、純増を以下のように計算できます。

●1Gあたりの払い出し期待値:(3枚 × 1/6) + (9枚 × 1/2 )+ (6枚 × 1/300) × (3枚 × 1/600) = 5.025枚

●1Gあたりの投入期待値:3枚

●純増枚数:5.025 – 3 = 2.025

 AT&ARTでは確率論で考えて、期待値計算をするのと同じ方法で純増枚数を算出します。それぞれの小役確率がわかっていないと純増を計算することはできません。

 しかし、AT&ART機で純増が明示されていない場合でも、小役確率が示されていれば純増を計算して期待値の大きい機種を選ぶことができます。

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