【新台】甘デジ帯で「継続率80％×10R比率70％」次回大当り濃厚フラグも搭載した強力スペック、いっぺん打ってみる？

　藤商事の人気マシン『地獄少女』の最新機種がいよいよホールデビューした。2021年に登場した『P地獄少女 華』のライトスペックタイプとなっている。

突破型のSTタイプ

　ミドルタイプではトータル継続率約84%で10ラウンド比率が73%という強力な連チャン性能が魅力となっていたが、本機にもその遺伝子が受け継がれている。

　ただ、ゲーム性は大幅に変化。『華』ではV確ループタイプを採用していたが、本機は突破型のSTタイプとやや特殊なものとなっている。実際のゲームフローを確認してみよう。

　大当り確率が1/129.7で、初当り時は10ラウンド＋ST100回転は20％になり、ほとんどが3ラウンド通常で56回転の時短モードに移行する。時短モードの引き戻し率は約37.1％だ。これと直撃割合の合算でトータルのST突入率は50％になる。

　直撃or時短引き戻しで突入する「地獄少女モード」は、回転数によって演出が変化する2部構成で、最初の30回転は即当りがメインの「いっぺん押してみる誘発モード」、残りの70回転でおなじみの「図柄流し」などが発生する「地獄少女モード」となる。

　どちらも変動の消化が速いので、テンポの良いスピード感あふれる連チャンモードとして楽しむことができる。

「地獄少女モード」が並んでややこしいが、じつは時短56回転も「地獄少女モード」なので、いろいろ注意しながら打つ必要がある。特に初当りの際は電サポ回数に注目しながらどちらの状態かしっかり把握しよう。

トータル継続は約80％で10R比率も高め！

　さて、注目のSTだが、右打ち中の大当り確率は1/75.5なので100回のSTでは継続率が73.64％になるが、ST消化後に時短5000回転が付与される次回ループ濃厚パターンも搭載されており、それを加味するとSTモードのループ率は約80％だ。

　電チュー大当り時の振り分けはST単体が80％、5000回転が付く次回ループが20％の割合となっている。ちなみに、時短5000回転へは、ST100回転目にふすまが開くと突入する。

　一方、出玉のほうは70％が最大出力となる10ラウンド約1000発。ライトタイプとしてもトップクラスのボリューム感で、80％の継続率を合わせると非常に強力な連チャン性能を装備しているといえるだろう。

　演出面は『地獄少女 華』を踏襲。「ゆずきゾーン」や「金彼岸花予告」、「蝶ギミック合体」などの激アツ演出は健在だ。また、演出カスタムが本機にも搭載されているが「先ローリングモード」が加わりゲーム性が一段とアップしている。

　手頃な大当り確率ながら80％ループと1000発出玉70％という強力なSTモードで、やれる感満載のライトタイプ新機種である。