【パチンコ店】朝イチ開店前に「響き渡る爆音」…古き良き時代の「モーニングサービス」での失敗談

　古き良き時代のパチスロの「モーニングサービス」。ホール側が稼働を上げるためにビッグボーナスなど何らかのフラグを予め仕込んでおくサービスですが、現在は禁止されております。

　モーニングが仕込まれるのはパチスロ設置台数のせいぜい１～2割といったところでしたが、新装開店やイベント日は割合も大幅にアップしたり、中には全台モーニングという太っ腹なホールも。若い頃はモーニング取りに躍起になったものです。

　現在もノーマルタイプ以外のAT機などではリセットをかけることにより高確や天国スタートなど恩恵のある機種も多々存在しますが、仕込みモーニングのお得感には程遠いと思われます。

モーニングを見事GETした際の恥ずかしいエピソード

　今回は、そんなモーニングを見事GETした際のちょっぴり恥ずかしいエピソードです。あの時に座った台は忘れもしない名機『獣王』。サミーが2000年にリリースし、ATブームの先駆けとなった革命的ヒットマシンです。

　パチンコ店の開店時間は地域差こそあるものの概ね9～10時ですよね。現在は開店時間前の事前入場は基本的にNGですが、その頃はまだ当り前だった時代。着席し、台を目の前にし遊技開始を待っている時の高揚感が堪らなかったですね。

　その日は激アツのイベントとあって開店1時間前に並んでいましたが、そのホールの入店時間は8:30分で台を確保したら開店10分前までは自由だったんです。現在ほど開店入場に関してもシビアにルール化しているホールも少なかった時代でした。

やっちゃった!? 朝イチ開店前の静まり返ったホールに…

　1000円分のメダルは台確保した時点で借りておかないといけないルールだったのですが、意気込んだ私はすぐにメダル投入。すると…あの有名な「サバチャンBGM」がまだ店内ミュージックもかかってない、静かなホール内に響き渡っちゃいましてね…。

　レバーONで回した訳ではないので厳密にはルール違反ではないのですが、俄然注目を集めてしまい…視線は私に一点集中。スタッフの苦笑いと周囲客の羨望の眼差し、いや冷ややかな視線は突き刺さる一方でした。

　ド派手なサバチャンBGMは、そのまま静かなホール内で30分近くも鳴り響き続け、それはまさしく針のむしろ状態。遊技開始時間まで非常に気まずい思いをしたのを覚えております。

　とはいえ内心は超ウキウキ。爆裂必至のATサバンナチャンスが既に確定している訳ですから。もちろん単発終了や低設定の可能性もありますが、1000円でまずはAT獲得という最高のスタートを切ったのは間違いないのです。

　まぁ、この頃は既にモーニング禁止だったと思いますが、こっそりとやっている店はありましたからね。ボーナスではないATを仕込む店も、そこそこあったと記憶しています。

　という訳で嬉し恥ずかしなモーニングサービスでの失敗談。お楽しみ頂けましたでしょうか。モーニングサービスにまつわる思い出は他にも沢山ありますので、また近いうちにお話できればと思います。