【パチンコ店】中古価格「20万→〇〇〇万円超え」の爆ハネでボロ儲け!? スマスロで登場予定「5号機名機」の思い出

　来月に迫ったミズホ『スマスロバジリスク～甲賀忍法帖～絆2 天膳 BLACK EDITION』のリリースが待ち遠しいですが、今回は約10年前にリリースされたエレコ『バジリスク～甲賀忍法帖～絆』の思い出を綴ってみました。

　いわずもがななこの『初代絆』。今でも大好きでたまにゲーセンで遊ぶことがあります。あれだけのマシンですから、パチスロを設置しているゲーセンであれば、ほぼ100％設置されておりますので遊技する場所には事欠きません。

　もちろんホールに現役設置されていた頃も相当打ちこみましたが、本当に凄い台でしたね。稼働もさることながら、中古価格の推移も面白いものでした。

初動はパッとせず、中古価格もすぐに20万円ぐらいまで下落…

　メーシー『バジリスク～甲賀忍法帖～Ⅱ』（2012年）のスペック違い的な立ち位置でリリースされた絆。バジⅡが普通に稼働していたこともあり、最初はまったくといっていいほどセールスは振るわず、営業マンは苦戦していたんですよ。なんせあのユニバーサルがわざわざ見本機を持ってホールを回っていたくらいですからね。

　その時もちょうどお客さんのホールにいたのですが、ユニバの営業マンから機械を持ち込むからどうしても見てほしいと連絡があったと店長がいうわけですよ。その時は結局買わなかったらしいのですが…。

　それでいざホールデビューするとやはり初動はパッとせず中古価格もすぐに20万円を切るくらいまでに。ところが、さまざまな要素と奇跡的な偶然が重なり、たちまち超人気機種へと成り上がったことを覚えている方も多いことでしょう。

1台あたりの売却利益としては過去最高の額！

　当然の如く中古価格も急上昇。一時期は200万円を超えて中々下がらなかったこともありました。でも本当にたまたまなんですが、中古価格が安かった時にある程度の台数を確保していたんですよ。

　なおかつ仲の良いホールにも「今が底値だと思うし、ある程度は価格が上がりそうだから買っておいた方が良いかもしれない」と助言。

　そしたらまさかでしたよね。「ホールで何度か打って絆って実は凄く良いんじゃない？」とは思っていたのですが、さすがに200万円を超えて5号機時代の終焉間際まで生き残るとは夢にも思わなかったですからね当時は。中古価格があがって少しくらい儲かれば良いなーくらいのつもりが、まさか10倍以上の価格にまでハネ上がったわけですから。

　まあ、200万円を超える少し前に売却はしたんですけど、それでも相当儲かりましたからね。1台あたりの売却利益としては過去最高の額でした。

　購入して頂いた店舗にもモノ凄く感謝して頂きましたしね。その中のあるホールは、数台を高値の時に売却しまとまったお金を手に入れているのですが、その数年後に聞かされた言葉がすごく印象深いんです。

「あの時に何台か売却して凄く得したけど、結局は売らずに設置し続けていても売却して得た分くらいの金額は余裕で稼いでくれただろうな」と。いやー本当に凄いですね。絆がそれだけ優秀だったということを裏付ける発言です。どの店も認定を取って、撤去期限の最後の最後まで使い続けていましたからね。

　それにしても機械の見極めは本当に難しいです。当時の「中古機相場.com」の導入前レビューを見返しましたが酷評している方が7割くらいですしたし…。

　新台の機械選定。ホールにおける永遠のテーマのひとつですが、そういった意味でも本当に忘れられないマシンのひとつだった『バジリスク～甲賀忍法帖～』。

　待望の『スマスロバジリスク～甲賀忍法帖～絆2 天膳 BLACK EDITION』もそれだけのマシンになれたら最高ですね。乞うご期待！