【パチンコ新機能】コンプ報告続出「ラッキートリガー」の性能を大分析！「実力を数値化」して掘り下げる!!

• 目次
• 『ぱちんこGI優駿倶楽部2 ラッキートリガーver.』
• 『P北斗の拳 強敵 LT』
• 『Pこの素晴らしい世界に祝福を!199LT』
• 『PLT OVERLORD魔導王光臨』
• 『P緋弾のアリア ～緋緋神降臨～ ラッキートリガーVer.』

　　いよいよデビューしたパチンコ新機能「ラッキートリガー」搭載機。その特徴を掘り下げていく考察を行う。

　前回は大当り確率をテーマにいろいろ見てきたが、今回は肝心のラッキートリガーそのものについて考えてみたい。

■■■
※前回記事【コンプ報告多数！ 大注目のパチンコ「ラッキートリガー」特集 出玉どころか大当り確率にも改革をもたらした】
■■■

　ラッキートリガーは、出玉の総量規制緩和によって実現できた機能で、一部のモードではこれまでの「期待出玉6400発未満」という上限が「9600発未満」まで拡大できるようになった。

　当然、その一撃性が注目されるところだが、同時にめったに入るものでもないと認識されていた。事前の情報では「突入率があまり高くならない」という文言のもと、おおむね20～25％くらいの突入率を予想する向きもあったが、実際には大当り確率と同様にわりとそれぞれで幅が見える。

　そこで、ラッキートリガーの重要ポイントである出玉力と突入率をわかりやすく可視化しようと思う。対象機種はラッキトリガー導入第一期生、初期メンの5機種だ。

『ぱちんこGI優駿倶楽部2 ラッキートリガーver.』（コナミアミューズメント）

　甘デジながらラッキートリガー突入時の期待値は約11500発とかなりの爆発力を誇る。ただ、本機は上位LTと下位のRUSHが行き来するゲーム性で、前述の期待出玉はそのループを加味してのものだろう。

　ラッキートリガーそのもの出玉性能は下位と変わらず、90％モードを2回やれることが強みとなる特殊なタイプである。一方、LT突入率が直撃で5.5％、下位モード中の3％と激低だ。

【判定】　LT一撃性：4.5（約10000発超）　／　LT突入率：2（約1/1500）

『P北斗の拳 強敵 LT』（サミー）

　下位RUSH中大当りの10％でラッキートリガーに突入。ラッキートリガー機種のなかでは入りやすい部類になる。ラッキートリガーRUSHは継続率が95％に大幅アップ。継続率だけで見ればラッキートリガー機種でもトップクラス。メーカーによる突入時の期待出玉は約10300発になっている。

【判定】　LT一撃性：4.0（約10000発）　／　LT突入率：3.5（約1/1000）

『Pこの素晴らしい世界に祝福を!199LT』（豊丸産業）

　ラッキートリガー突入経路は下位RUSH規定回数内における大当りでの0.5％か、RUSH終了後の保留引き戻しの88.6％と変則的。

　ラッキートリガーは約89％の継続率で大当りの半分が10ラウンド約1500発とボリューム感満点。本機もLT後に下位RUSHに再突入する仕様で、LT突入時の公表平均出玉は11000発オーバー。

【判定】　LT一撃性：4.5（約11000発）　／　LT突入率：0.5（約1/2500）

『PLT OVERLORD魔導王光臨』（サンセイR&D）

　2000発×82％ループという爆裂CR機を彷彿とさせるラッキートリガーが魅力。ただ、下位RUSHも2000発×75％ループとそれほど遜色ない性能なのでラッキートリガーのありがたみというか特別感はそれほどない。

　ラッキートリガーへの突入は、初当り時の25％、時短中の33％、下位RUSHの0.3％という大当り振り分けを引き当てた場合になる。突入契機の多さはもちろん、振り分けの高さによって突入期待度は抜群。

【判定】　LT一撃性：2.0（約8500発）　／　LT突入率：3.0（約1/1100）

『P緋弾のアリア ～緋緋神降臨～ ラッキートリガーVer.』（藤商事）

　メーカー発表の期待値12334発と爆裂性を期待できる本機。ラッキートリガーでは継続率が約80％とそれほど高い数値ではないが、3000発や4500発ボーナスを搭載した出玉感が魅力。

　通常時図柄揃い大当りの10％で直撃。右打ち中は下位RUSHでもチャンスモードでも大当りすればすべてラッキートリガーに突入するようになっている。

【判定】　LT一撃性：4.0（約10000発超）　／　LT突入率：4.0（約1/1000未満）

〇〇〇

　あくまでパチンコ新機能「ラッキートリガー」だけに的を絞ったものであることは承知していただきたい。たとえば判定数値の低い『PLT OVERLORD魔導王光臨』は、別の視点からみればラッキートリガーに入らなくても「充分やれる」機種となるだろう。

　あくまで目安のひとつとして認識していただきたい。