真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.04.10 15:33

藤田菜七子騎手、51戦目でのJRA初勝利! エージェント効果もあって「プレッシャー」から解放?
編集部
JRA16年ぶりの新人女性騎手・藤田菜七子が中央競馬初勝利を収めた。藤田騎手は福島9R・4歳以上500万円以下にサニーデイズ(牡5歳 美浦・相沢厩舎)で出走。道中2番手でしっかりと折り合い、最終コーナーで先頭へ。そのまま一気に後続を突き放してあとは一人旅。追いすがるストロングトリトンを1馬身3/4抑えての完勝だった。福島競馬場はまるでG1のような歓声が轟いていた。
地方競馬である浦和競馬場ではすでに2勝している藤田騎手だが、中央は51戦目にして初勝利。ずいぶんと時間がかかった印象があるかもしれないが、これまで藤田騎手が乗ってきた競走馬が、過去戦績から活躍できる見込みが薄い馬ばかりであった点を考えれば妥当である。愛馬であるサニーデイズの過去4戦は(2.3.2.2着)と十分に期待できるもの。エージェントと正式に契約が結んだことで、いい乗鞍が回ってきた部分もあるのかもしれない。
藤田騎手は「ホッとした気持ちが一番強いが、とてもうれしいです」と語った。「1勝のプレッシャー」からはとりあえず解放。今後の活躍がより一層楽しみである。
PICK UP
Ranking
23:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗