重賞穴馬データ~アイビスSD・クイーンS~
先週の中京記念は穴馬候補ピークトラムが2着となった。この勢いで今週のクイーンステークスとアイビスサマーダッシュの激走馬も見極めたい。
クイーンステークス
以前は秋のエリザベス女王杯前哨戦だったが2000年から札幌で行われるようになった。以前の優勝馬にはサクラキャンドル、ヒシアマゾン、シンコウラブリイといった後のG1優勝馬が揃うが、札幌に移ってからはトゥザヴィクトリーの勝利が目立つくらい。今年は優駿牝馬(オークス)2着チェッキーノの参戦で注目度が上昇したが残念ながら故障回避で混戦模様へ。それだけにここはぜひとも的中させたいレースとなった。過去10年6番人気以下で3着以内に好走した穴馬は11頭。その傾向は以下の通りだ。
・騎手は関東がやや優勢。傾向としては関西馬に関東の騎手が乗ったときは狙い目。
・厩舎は関西調教師が優勢。
・年齢は特に5歳馬が中心で広げても4歳と6歳まで。
・馬体重は452-472kgと軽すぎても重すぎてもダメ。牝馬とはいえこれは北海道の洋芝と関係がありそうだ。
・前走人気は条件戦なら1~3番人気。他は人気薄でもOK。
・前走着順は条件戦なら1着。重賞なら10着以下でもOK。
・前走レースの格付けは1600万クラス出走組が有利。次いでG3戦に出走していた馬。
・前走距離は1600~2000mに出走した馬。
以上の傾向から浮上する穴馬候補は以下の2頭だ。
ナムラアン
———————-
前走はオープン特別だが条件にほぼ合致。2走前にオープン特別を勝利と勢いがあり、鞍上が函館リーディングの池添謙一騎手というのもポイントが高い。
マイネグレヴィル
———————-
関東の厩舎で前走はオープン特別だが、他の条件に見事に合致。特に絶対的優勢の5歳馬なのがポイント。前走は牡馬相手の5着とまずまずの内容、過去に重賞2着の実績もありそろそろ激走も。
この2頭に穴馬次点のウインプリメーラ、連勝中のリラヴァティなどを加えた馬券がオススメだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
- “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
- 「絶妙ラップ」でメジロパーマー以来32年ぶり快挙!成績不振&名伯楽からの卒業…ピンチをチャンスに変えた「花の35期生」新人王
- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
- フォーエバーヤング「大接戦3着」でますます加速!? 3歳ダートNo.1の歴史的快挙を手放しで喜べない事情
- 武豊「16戦1勝」でもノットゥルノで存在感!ボンドガールは不完全燃焼も…藤岡康太のバトン引き継ぐナミュールとリベンジへ