GJ > 競馬ニュース > 岩田康誠騎手の停滞する現状
NEW

「1年間未勝利」にリーチ……岩田康誠騎手の停滞する現状を物語るキーンランドCの「1,2着馬」

【この記事のキーワード】, ,
iwatata.jpg

 いよいよ来週勝利がなければ「1年」ということになる。

 JRA所属の岩田康誠騎手が、28日のキーンランドC(G3)にレッツゴードンキで出走。最後の直線で追い上げて3着に食い込んだ。近走は思うような結果を残せていなかったが、夏に入って3着2回と復調の兆しは見えているのだが…。

 岩田騎手自身は、なかなか調子を取り戻せていない様子。今週末の小倉2歳S(G3)は昨年制したレースではあるが、実はこのレース以降、岩田騎手は一度として受賞を勝利していない。つまり、今週末も勝てなければ「1年間重賞未勝利」ということになる。

 G1ならよくある話だが、リーディング上位の常連で重賞勝利が1年間ないというのは珍しい。実際2016年の重賞では2着3回、3着4回と全く仕事をしていないわけではないのだが、運にも見放されている印象だ。

 とはいえ、特段不人気な馬ばかりが回ってきているというわけでもなく、1番人気馬にもそれなりに騎乗しているだけに、この状況は深刻だ。本サイトでも何度か紹介したが行過ぎた積極騎乗、危険騎乗などを原因として「干されている」という情報は多く、一時的に関東に拠点を移したこともあった。諸々の要因で現在の状況が出来上がったとも考えられる。

 昨年夏は函館リーディング、夏重賞を独り占め状態だったことを考えるとまさに明暗。しかも、キーンランドCはその「切なさ」がより強調される形になってしまっている。

「1年間未勝利」にリーチ……岩田康誠騎手の停滞する現状を物語るキーンランドCの「1,2着馬」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  3. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  9. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客