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2016.08.14 09:42

「楽な感じでズバッときた!」エルムS(G3)のジェベルムーサが「超抜」の最終追い切り!だが、その鞍上には「超抜常習犯」の岩田康誠騎手が……
編集部

14日の札幌メインレースのエルムS(G3)に出走する3枠3番ジェベルムーサの最終追い切りが「超抜」と話題になっている。
10日に函館のダートコースで行われた最終追い切りでは、大型馬らしく度迫力の馬体を弾ませながら4Fで54.3-38.3-11.4秒をマーク。特に最後の1ハロンの伸びはすさまじく、11.4秒という破格の時計にも納得の猛リハだった。
昨年の覇者ということで、コース適性に死角はない。それでも昨年の勝利から爪の不安で9カ月の長期休養を強いられて、ようやく5月のブリリアントS(OP)で復帰したばかり。それも前走のブリリアントSでは、好位からズルズルと後退して8着に惨敗。この馬、本来の動きでなかったことは明らかだ。
そんなところに今回の抜群の調教内容と来れば「いよいよディフェンディングチャンピオンの本領発揮か」という具合に盛り上がるのも仕方ない。事実、ジェベルムーサは現在2番人気の推されようだ。
だが、復活の連覇が期待されるジェベルムーサに一つだけ大きな不安が残っている。それは、最終追い切りに跨っていた主戦の岩田康誠騎手の存在だ。
「楽な感じでズバッときた」と本人はコメントしているが、岩田騎手がもう1年近く重賞を勝っていないということは周知の事実。
だが、それ以上に「岩田騎手が最終追い切りに騎乗」+「破格の猛時計」というロジックが気になって仕方ない。
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