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ワンアンドオンリーが「唯一無二の舞台」ドバイ遠征に3年連続!? 国内での見込みは薄いが、中東の地では……

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wanandoonri-.jpgワンアンドオンリー(競馬つらつらより)

 2014年の日本ダービー馬で、近年はなかなか上位に浮上できないでいるワンアンドオンリー(牡6 栗東・橋口厩舎)が、3年連続でドバイ挑戦することとなった。

 同陣営が登録したのはゴールドカップ(3月25日、メイダン芝3200m)とシーマクラシック(同、芝2410m)。国内では前走AJCC(G2)で久々に掲示板を確保したが、国内での馬券圏は14年の神戸新聞杯勝利までさかのぼる。国内でまったく結果を残せない中、ドバイ挑戦など……と思われるかもしれない。

 しかし、ドバイの地は、ワンアンドオンリーにとってまさに「唯一無二」の舞台とも言える。

 14年の神戸新聞杯以来、ワンアンドオンリーの3着以内は1回、掲示板は2回ある。掲示板の一度は前走だが、それ以外は一昨年3着、昨年5着のドバイシーマクラシックである。

 ドバイの地では、現状掲示板を一度も外していないワンアンドオンリー。国内での見込みが明らかにない現状を考えれば、期待できる海外に活路を見出すのも一つの手だ。しかもドバイは遠征費用は主催者持ち、さらに仮に3着に敗れたとしても賞金は高額。ドバイシーマクラシックであれば、3着でも60万ドルの賞金が付与される。

 さらに、今回ドバイゴールドカップ(G2)に登録したあたりも、陣営の本気度が考えられる。こちらはメンバーも手薄になる可能性が高く、より賞金獲得の道が開ける。

 現状、陣営は阪神大賞典も候補に挙げているようだが、国内戦線では大きな期待を見込めないのも事実。ダービー馬だけに、日本代表として海外で戦い結果を残す姿が見たい。

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