GJ > 競馬ニュース > 躍進の「5歳世代」
NEW

「最弱世代」の汚名はどこへやら……エイシンヒカリにモーリスなど、躍進の「5歳世代」が低レベル評価だった理由

eishinhikari.jpgエイシンヒカリ(競馬つらつらより)

 30日の天皇賞・秋(G1)は、戦前「2強」の扱いを受けていた。モーリスエイシンヒカリ。この2頭はどちらも5歳馬である。

 現状、古馬の中長距離の中心と言えるキタサンブラックやリアルスティールこそ4歳だが、昨年の有馬記念を制し現在も強豪の一角を占めるゴールドアクター、昨年のJCを制したショウナンパンドラ、今年の宝塚記念を制したマリアライト、スプリンターズS勝利のレッドファルクス、春の短距離王ビッグアーサー。その上国内のみならず海外G1も勝利した天皇賞の2強ともなれば、相当に層の厚い世代という見方をして普通だろう。

 ただ、いわゆるこの「14年クラシック世代」はこれまで高評価を得てきたわけではない。むしろ「弱い世代」という印象が強いのが現状だ。今年の3歳世代のような騒がれ方はまったくなされていない。

 クラシック時、皐月賞馬イスラボニータはその後安定したレースはするものの勝ちきれず、日本ダービー馬ワンアンドオンリーはその後掲示板に入ることも難しい状況に、菊花賞をレコードで制したトーホウジャッカルは、その後ケガによって順調にレースを使うことができずにいる。牝馬に関しても、クラシック馬はオークスを制したヌーヴォレコルトが一番目立っていた印象だ。

「最弱世代」の汚名はどこへやら……エイシンヒカリにモーリスなど、躍進の「5歳世代」が低レベル評価だった理由のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
  2. 競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
  3. 藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
  4. 今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  5. サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
  6. 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
  7. キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
  8. C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
  9. 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性
  10. 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定