真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.28 14:48
エイシンヒカリ、絶好1枠1番も不気味すぎる「隣」……武豊騎手の「この馬は難しい」発言に見る不安と期待
編集部

30日に開催される天皇賞・秋(G1)の枠順が確定。その中でも話題なのが、最内枠「1枠1番」を引いたエイシンヒカリ(牡5 栗東・坂口厩舎)だ。
昨年の香港C、今年の仏イスパーン賞と海外G1を2勝。世界ランクでも上位に名を連ね、国際的な知名度も獲得する同馬だが、国内G1はまだ未勝利。昨年惨敗したこの天皇賞が日本ラストランになることから、この戦いはまさに「最後のチャンス」となる。武豊騎手騎乗、逃げを身上とするなどスターの素養がある点からも、1番人気に押される可能性は十分だろう。
しかし、エイシンヒカリにとって今回の「枠順」は、非常に警戒すべきものとなってしまった。無論内枠に有利とされる東京2000mであれば、「絶好」1枠1番は歓迎に違いない。しかし、不気味なのはその「隣」にある。
1枠2番に入ったのは、昨年の同レースで6着になったクラレント(牡7 栗東・橋口厩舎)。近走では4月のマイラーズC(G2)で3着に入ったのが目立つくらいで、あとは上位に食い込めず敗戦を続けるベテランだ。今や世界から注目される存在になったエイシンヒカリの敵ではないように思えるが……。
「昨年の天皇賞、大方の予想ではエイシンヒカリは逃げを選択すると言われていましたが、『2番手』でレースを進め、9着に完敗しています。その時逃げたのがクラレントでした。武騎手はエイシンヒカリを『逃げなければダメな馬ではない』とも語っており、実際にイスパーン賞では2番手から圧勝しています。とはいえ、テンのスピードがエイシンヒカリより上とされるクラレントが先んじて外から被さってきた場合、外枠から逃げを打つ馬がいなければ隊列は昨年と同じになる。
PICK UP
Ranking
5:30更新
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
JRAノーザンファーム時代終焉へ「16億円」大勝負の“答え”が今週末に!? 「33億円の悲劇」から26年……日高関係者の“命運”を背負った良血がついにデビュー!
「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 最強社台グループに「侍」が挑戦状!? 苦戦が続く馬産地・日高再興へ「ハナズ」のM.タバート氏が新1口馬主クラブ設立!
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA 社台ファームが空港建設の立ち退き!? 千葉から始まった伝説……社台グループ「サンデーサイレンス」を超える2つの歴史的僥倖とは
関連記事

ダイワスカーレットも敗れた28年間「逃げ切りなし」の歴史……天皇賞・秋(G1)はエイシンヒカリにとって「最大」の試練!?

【徹底考察】天皇賞・秋(G1) エイシンヒカリ「昨年は逃げずに9着惨敗も、武豊騎手は今年もハナにはこだわらない?昨年の天皇賞・秋の敗因を究明」

「モーリスVSエイシンヒカリ」天皇賞・秋(G1)で世界的評価を受ける2つの「巨星」が激突!充実のルージュバック&アンビシャスが世界の強豪を迎え撃つ!

世界ランク、エイシンヒカリが首位陥落! 一方、アメリカでは「歴史的一戦」の幕が上がる!?

「世界1位」は伊達ではなかった!武豊とエイシンヒカリがイスパーン賞(仏G1)で10馬身以上ちぎったメンバーが世界中で大活躍!















