GJ > 競馬ニュース > エイシンヒカリ、不気味な「隣」
NEW

エイシンヒカリ、絶好1枠1番も不気味すぎる「隣」……武豊騎手の「この馬は難しい」発言に見る不安と期待

【この記事のキーワード】, ,
takeyutaka2222.jpg

 30日に開催される天皇賞・秋(G1)の枠順が確定。その中でも話題なのが、最内枠「1枠1番」を引いたエイシンヒカリ(牡5 栗東・坂口厩舎)だ。

 昨年の香港C、今年の仏イスパーン賞と海外G1を2勝。世界ランクでも上位に名を連ね、国際的な知名度も獲得する同馬だが、国内G1はまだ未勝利。昨年惨敗したこの天皇賞が日本ラストランになることから、この戦いはまさに「最後のチャンス」となる。武豊騎手騎乗、逃げを身上とするなどスターの素養がある点からも、1番人気に押される可能性は十分だろう。

 しかし、エイシンヒカリにとって今回の「枠順」は、非常に警戒すべきものとなってしまった。無論内枠に有利とされる東京2000mであれば、「絶好」1枠1番は歓迎に違いない。しかし、不気味なのはその「隣」にある。

 1枠2番に入ったのは、昨年の同レースで6着になったクラレント(牡7 栗東・橋口厩舎)。近走では4月のマイラーズC(G2)で3着に入ったのが目立つくらいで、あとは上位に食い込めず敗戦を続けるベテランだ。今や世界から注目される存在になったエイシンヒカリの敵ではないように思えるが……。

「昨年の天皇賞、大方の予想ではエイシンヒカリは逃げを選択すると言われていましたが、『2番手』でレースを進め、9着に完敗しています。その時逃げたのがクラレントでした。武騎手はエイシンヒカリを『逃げなければダメな馬ではない』とも語っており、実際にイスパーン賞では2番手から圧勝しています。とはいえ、テンのスピードがエイシンヒカリより上とされるクラレントが先んじて外から被さってきた場合、外枠から逃げを打つ馬がいなければ隊列は昨年と同じになる。

エイシンヒカリ、絶好1枠1番も不気味すぎる「隣」……武豊騎手の「この馬は難しい」発言に見る不安と期待のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  10. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」