GJ > 競馬ニュース > 「モーリスVSエイシンヒカリ」
NEW

「モーリスVSエイシンヒカリ」天皇賞・秋(G1)で世界的評価を受ける2つの「巨星」が激突!充実のルージュバック&アンビシャスが世界の強豪を迎え撃つ!

【この記事のキーワード】, ,
eishinhikari.jpgエイシンヒカリ(競馬つらつらより)

 例えば12月の香港国際競走のメインレースが2400mの香港ヴァースではなく、2000mの香港カップであるように、近代競馬は時代を重ねるごとに2400mよりも2000mが重視される傾向にある。

 日本で2000mのG1といえば、やはり30日に控える天皇賞・秋(G1)だ。

 特に今年は極めてハイレベル、そしてスリリングな強豪馬が集った印象。スピードとスタミナをバランスよく兼ね備えた「最も理想的なサラブレッド」はどの馬か――。日本を代表する2つの「巨星」が激突する、この天皇賞・秋が今年のベストレースになる可能性は十分にある。

 マイル王がついに”最終進化形”を披露する時が来た。世界No.1ジョッキー・R.ムーアを召喚し、モーリス(牡5歳、美浦・堀厩舎)が日本の頂に立つ。

 昨年の最優秀短距離馬であり、年度代表馬。だが、今年はその歯車が微妙に狂った状態だ。

 今年初戦となった香港のチャンピオンズマイル(G1)を楽勝した際は、世界のマイル王として「今年はどれだけのタイトルを積み上げるのか」と世界中から注目されていたモーリス。しかし、強行軍で挑んだ安田記念(G1)では、ロゴタイプの乾坤一擲の走りに完敗。昨年1月から続いていた連勝劇が「7」でストップした。

 その後、陣営はマイルの域を超えて中距離への挑戦を表明。手始めに挑んだ札幌記念(G2)では鞍上に香港No.1騎手のJ.モレイラを招き、単勝1.6倍の圧倒的人気に推された。ところが、ここでもネオリアリズムの大駆けに遭い、まさかの2着。

 3歳春以来の2000m以上の挑戦、さらには重い馬場だったことなど敗因はいくつかあるが、負けてはならない馬が負けてしまったことは事実。これで連敗となり、今回はいよいよ不退転の覚悟で臨むことになりそうだ。

 そのマイル王の覇道の前に大きく立ち塞がるのが、今春世界No.1の評価を受けたエイシンヒカリ(牡5歳、栗東・坂口正則厩舎)だ。

「モーリスVSエイシンヒカリ」天皇賞・秋(G1)で世界的評価を受ける2つの「巨星」が激突!充実のルージュバック&アンビシャスが世界の強豪を迎え撃つ!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛