真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.01 19:42

武豊騎手と北島三郎オーナーの思いに「ズレ」が!? 名手がキタサンブラックのフランス遠征を熱望する「理由」
編集部

今年の中央競馬において、間違いなく主役の1頭に数えられるキタサンブラック(牡5 栗東・清水厩舎)。春のローテーションは大阪杯→天皇賞→宝塚記念ですでに決定しているが、秋のローテーションに関しては意見が割れている(?)ようだ。
30日にザ・プリンス パークタワー東京で開催された2016年度のJRA賞受賞式。年度代表馬であるキタサンブラックの馬主である歌手の北島三郎オーナーは、当然ながら式の主役である。
すでに現役最強の1頭であるキタサンブラックの今年の動きというのは、競馬界においてもっとも注目される事柄。秋のフランス凱旋門賞への挑戦すらも期待される存在となった名馬だが、当の馬主は悩みの中にあるようだ。
北島オーナーは「まずは春の3レースを全力で」と、夏以降のローテーションに関しては明言を避けている。愛馬の海外遠征に対する不安も口にしており、今後の事に関しては決めていない様子だった。これほどの強豪を有していれば、進路に悩む気持ちも十分に理解できる。
一方、武豊騎手は「キタサンブラックは(凱旋門賞が行われる)シャンティイの芝適性はあると思います」と冗談めかしてオーナーに「アピール」している。
「武騎手にとって長年の悲願である凱旋門賞制覇をキタサンブラックで果たしたいという思いは強いでしょう。何より、キタサンブラックの柔軟なレースぶりが海外で活きるという確信があるのではないでしょうか。逃げも先行もこなし、馬場や場所に左右されないのが同馬の強み。かつて武騎手は凱旋門賞を勝つ馬の条件として『欠点のない馬』と語っていましたが、キタサンブラックはまさにそれに当てはまります。オーナーの気持ちがフランスに向くことを熱望するのも当然でしょう」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬