GJ > 競馬ニュース > 【川崎記念(G1)展望】
NEW

【川崎記念(G1)展望】武豊とケイティブレイブが下剋上を狙う! 昨年の最優秀ダート馬サウンドトゥルーVS「最強世代」

【この記事のキーワード】, ,
takeyutaka0902.jpg

 2017年シーズンが開幕して尽く続いているのが、各重賞レースにおける「明け4歳馬」VS「歴戦の古馬」という構図だ。伸び盛りの明け4歳馬が、その勢いを見せつけるのは例年のことだが、今年は特に「最強世代」と呼ばれる若き新鋭たちが圧倒している状況である。

 そして、その”余波”はG1戦線の開幕を告げる第66回川崎記念(G1)にも及ぼうとしている。

 昨年までホッコータルマエが3連覇と得意にしていたレース。川崎競馬場は当日の最終レースでその偉業と、引退後に種牡馬入りが決まった記念として「おかげさまで種牡馬になれました ホッコータルマエ号スタッドイン記念」と銘打ったレースを開催するようだ。

 そんな”盟友”を快く送り出したいのが、昨年の最優秀ダートホースとなるサウンドトゥルー(セン7歳、美浦・高木登厩舎)だ。

 初の川崎挑戦となった昨年の川崎記念では中団からの競馬。直線の短さを考慮していつもより早めに動いたものの、ホッコータルマエを捕らえることができずに2着。昨秋のJBCクラシック(G1)でも早めに前を捕らえに動いたが3着。アウォーディーとホッコータルマエの競り合いに加わることができなかった。

 ただ、昨年のチャンピンオンズC(G1)で見せたような豪快な切れ味は期待できなくなるものの、これまでのように早めに動いてじりじりと脚を伸ばす競馬ができれば、ここでも大崩れすることはなさそうだ。

 引退したホッコータルマエだけでなく、アウォーディーやアポロケンタッキーも不在という中で負けるわけにはいかない。ここはしっかりと勝ち切って、昨年の最優秀ダートホースの貫録を見せつけたいところだ。

 対する明け4歳勢からは、世代屈指の安定感を誇るケイティブレイブ(牡4歳、栗東・目野哲也厩舎)が参戦する。

【川崎記念(G1)展望】武豊とケイティブレイブが下剋上を狙う! 昨年の最優秀ダート馬サウンドトゥルーVS「最強世代」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  9. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは