真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.12 15:45

【スプリングS(G2)展望】2歳王者サトノアレスが4連勝へ威風堂々の登場!混戦のクラシック戦線に「遅れてきた大器」が続々集結
編集部
前走の朝日杯FSでは、後方からメンバー上がり最速の末脚で追い込んだものの、勝ったサトノアレスに半馬身届かず涙を飲んだ。あれから約3カ月、1週前追い切りでは主戦の大野拓弥騎手が、わざわざ栗東に乗りに来る熱の入れ様。ウッドの併せ馬でラスト1ハロン12.2秒を記録し、久々の感触を確かめたようだ。
父がキンシャサノキセキで母父がサクラバクシンオーとあって、本来なら短いところが良さそうな血統だが、初のマイル戦となった前走でもきっちりと折り合って脚を使っているだけに200m伸びるここでも侮れない存在だろう。
ただ、この次は皐月賞ではなく、NHKマイルCに挑む予定。それだけに順当に行けば、サトノアレスに借りを返せるチャンスは、ここを逃せばしばらくないとも考えられる。進む道は異なるが、きっちりと”落とし前”を付けて本番に進みたいところだ。
昨年、桜花賞馬のジュエラーを送り出したヴィクトワールピサの産駒で面白いのが、ひいらぎ賞(500万下)を完勝したアウトライアーズ(牡3歳、美浦・小島茂之厩舎)だ。
出遅れながら単勝1.6倍の人気に応えて完勝した前走の内容も然ることながら、この馬の高い能力をわかりやすく示したのが、2走前の百日草特別(500万下)だ。このレースで3着に敗れたアウトライアーズだが、勝ったアドマイヤミヤビは後にクイーンC(G3)を、2着のカデナが先日の弥生賞(G2)をそれぞれ勝利している。
そんな重賞ウイナーと3/4馬身+ハナ差の接戦を演じているのだから、本馬が十分にクラシックを狙える器であることは述べるまでもないだろう。
PICK UP
Ranking
11:30更新【東京新聞杯(G3)予想】ナミュール、ピンハイは力不足で切り!? 切れ味だけでないマイル重賞だから拾える穴馬をチョイス
和田竜二「200連敗」の原因にJRA新ルール? “闘魂”を奪われたファイターが大苦戦…遠い2023年初勝利
ダート王ジュンライトボルト「冷徹」主戦降板劇に同情の声…G1初制覇の若手騎手→世界のR.ムーアでサウジCへ
- 【きさらぎ賞(G3)予想】オープンファイアは「遅い」ので切り!少頭数だから3連複1点で仕留める!
- 【共同通信杯(G3)展望】福永祐一「重賞13勝」の得意コースで最後の騎乗!ダノンザタイガー、レイベリングら強敵相手に一発狙う
- 【京都記念(G2)展望】武豊「ダービー馬としてのメンツがある」、復活勝利はドウデュースか、エフフォーリアか…
- 武豊&ライトクオンタム、桜花賞「直行」に蘇る5年前の明暗。アーモンドアイが全国区になり、ラッキーライラックの無敗街道が終わった日
- 鮫島克駿「痛恨の敗戦」に大先輩・岩田康誠をチクリ!? キタサンブラック産駒の秘密兵器がクラシック黄色信号…
- JRA武豊「G1級」超強力パートナーをゲット! C.ルメール、福永祐一も能力の高さに太鼓判、嬉しい誤算が舞い込んだ裏事情
- 今村聖奈が快勝も「ブチ切れ案件」? JRA安藤勝己氏「ルメール向きの馬やない」賛否分かれた降板を一刀両断! 武豊、福永祐一に匹敵する注目度の騎手?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
関連記事
福永祐一騎手とカデナに「不安データ」?弥生賞を快勝したクラシック筆頭候補は本番・皐月賞だけでなく「向いてる」はずの日本ダービーも……
武豊が社台パーティーで大風呂敷広げるも撃沈……大荒れの1997年クラシックでひっそりと切符を掴んだ「主役」
【弥生賞(G2)展望】皐月賞の切符を懸け「王道トライアル」に素質馬が集結!昨年のダービー馬マカヒキに続く「主役」は現れるか!?
【共同通信杯(G3)展望】武豊が惚れ込む大器エアウィンザーが「崖っぷち」の一戦!近5年で4頭の皐月賞馬を輩出する出世レースに豪華メンバーが集う
レイデオロが弥生賞(G2)をパス……皐月賞(G1)直行へ。藤沢和雄調教師の「クラシック直行」で思い出される2歳女王での「大失敗」