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【スプリングS(G2)展望】2歳王者サトノアレスが4連勝へ威風堂々の登場!混戦のクラシック戦線に「遅れてきた大器」が続々集結

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【スプリングS(G2)展望】2歳王者サトノアレスが4連勝へ威風堂々の登場!混戦のクラシック戦線に「遅れてきた大器」が続々集結の画像1

 未だ「大混戦」といわれている今年の牡馬クラシック戦線。19日に中山競馬場で行なわれる皐月賞トライアル・スプリングS(G2)には、距離が1800mということでクラシック制覇を狙う馬だけでなく、NHKマイルC(G1)を視野に入れたマイラーも集合。春のG1を占う重要な一戦となりそうだ。

 その中でも中心は、何といっても昨年3連勝で2歳王者に輝いたサトノアレス(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

 昨年12月の朝日杯フューチュリティS(G1)はスタートで遅れながらも、最後は外から父ディープインパクトを彷彿とさせるような末脚を繰り出して快勝。初重賞制覇をG1で決め、最優秀2歳牡馬に選出された。

 その後はここを目標に調整されてきたが、朝日杯FSを勝たせた四位洋文騎手がスワーヴリチャードに騎乗するため、戸崎圭太騎手を新パートナーに迎えて挑むこととなった。

 美浦のウッドコースで行なわれた1週前追い切りでは、最終的に3頭併せのようなかたちとなり5ハロンを69.8秒、ラストは12.8秒だった。藤沢厩舎らしく終始楽な手応えだったが、騎乗した戸崎騎手は「さすがG1馬」と確かな感触を得た様子。藤沢調教師も「予定通り」と満足げだった。

 混戦といわれている牡馬クラシックだが、2歳王者がここで貫録を示せば「主役」の座が見えてくる。連勝をさらに重ねて本番に挑みたいところだ。

 そんな2歳王者にリベンジを果たしたいのが、京王杯2歳S(G2)の覇者モンドキャンノだ。

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