藤田伸二「富田君、被害届出しに行ったら?」に池添謙一はタジタジ!? 例の事件に続く暴露…「性格を知っているからこそムカつくんだよ」と怒り収まらず
19日、帯広競馬場では「JRAジョッキーDAY 2024」が行われ、JRA騎手9名(荻野琢真、北村友一、佐々木大輔、鮫島克駿、丹内祐次、富田暁、菱田裕二、松岡正海、横山武史)が出場。JRA騎手とばんえい競馬の騎手がコンビを組んで参加したエキシビションレースでは、富田暁騎手が初出場で優勝を決めた。
本イベントは元JRA騎手の藤田伸二氏が発起人として、他のJRA騎手に呼び掛けたのがきっかけ。2007年の第1回から数えて今年が第14回となった。
これには功労者の藤田氏も早速反応。自身のSNSにて富田騎手に対し、「俺が発起人として始まった、ばんえい競馬JRAジョッキーDAYで勝ったみたいだね!おめでとう」とコメントを出して祝福していた。
大先輩の「飲み歩き暴露」を池添騎手が否定
元JRA騎手の藤田氏は、富田騎手にとっても大先輩。ここまでは大きな問題はなかったものの、そのあとに藤田氏が続けた言葉に戸惑ったファンがいたかもしれない。
というのも、藤田氏は引き続きSNSで動画を公開したのだが、富田騎手と因縁のある池添謙一騎手についての「暴露トーク」を始めたからに他ならない。
藤田氏は動画内で「富田君、加害者はススキノでめちゃめちゃ遊んでますよ。遊んでるし反省してるのかなあ。今からでも遅くないと思うよ。被害届出しに行ったら?全然反省してないんじゃねえの?俺はそういうのはあかんと思うな」と自身の考えを披露。富田騎手が「JRAジョッキーDAY 2024」を優勝した話から、池添騎手と富田騎手の間で発生した乱闘騒ぎの話を始めてしまったのだ。
こちらについては6月25日深夜、函館競馬場調整ルーム内において池添騎手と富田騎手が互いに粗暴な行為に及んだ事実が確認されたとして、JRAが両名に騎乗停止処分を下した経緯がある。その際、富田騎手は鼻骨を骨折したという噂もまことしやかに囁かれていた。
すると今度は藤田氏の発信に気付いたのか、池添騎手が自身のSNSにて「自分の置かれている立場を分かっていますのでほぼ毎日飲み歩いてなんかいません。反省はしていますし、やるべきことを一つ一つ頑張っています」と弁明した。普段は一般の競馬ファンに強気な返しをすることも珍しくない池添騎手だが、相手が競馬界のご意見番ともいわれる藤田氏だったためか、しおらしいコメントで「飲み歩き疑惑」を否定。ようやく沈静化しつつあったタイミングだけに、池添騎手もタジタジだったのではないか。
「2月末に暴行容疑で逮捕された藤田さんだけに説得力がありますね。ただススキノでバーを経営している藤田さんは、元JRA騎手ということもあり、藤田さんを慕って店に出入りする関係者もいます。SNSでも池添騎手が普通にススキノで飲んでいたという目撃情報も出ていたらしく、今のところ旗色が悪そうですね。
本人も反省しているとは思いますが、もし事件の発生からまだ日が浅い状況で飲み歩いているとしたら印象もよくないです。見方によっては全く反省していないと思われても仕方がないかもしれません。真偽は定かではないですけど、人違いであって欲しいです。ただ、こういった繁華街はすぐに情報が飛び回りますし、藤田さんの話もあながち単なる憶測ではなさそうな雰囲気ですよ」(競馬記者)
また、藤田氏も「もっと分かりやすく反省した方がいい」と伝えていたように、甘い制裁と受け取られかねない4日間の制裁を下したJRAの対応に、少なからず不満があるということだろう。
その後も怒りが収まらない藤田氏は「飲み歩いてるのは事実なんやし、起こした不祥事は大きいだろ?」「これまた嘘言ってる訳じゃないのに」「乗せる側もどうかと思うが彼の性格を知ってるからこそムカつくんだよ!」と池添騎手への糾弾を続けた。
やり方については賛否が分かれたとはいえ、行方不明疑惑のあった角田大河騎手の情報も言い当てた藤田氏。今回の池添騎手の「飲み歩き疑惑」については、はたしてどちらの言い分が正しかったのだろうか。
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