GJ > 競馬ニュース > アドマイヤミヤビが要注意
NEW

オークス(G1)はアドマイヤミヤビが要注意!? 「G1・46連敗」を止めた総帥・近藤利一氏が、昨秋のサトノ総帥・里見治氏ばりの「大爆発」を呼ぶ?

【この記事のキーワード】, ,
adomaiyamiyabi.jpgアドマイヤミヤビ(JBISサーチ公式サイトより)

「人生は山あり谷あり」とはよくいったものだが、悪い時、つまりは「谷」が深ければ深いほど、必然的に次に来る良い時の「山」は高くなる。それも大馬主になるような勝ち組であれば、苦境を乗り越えて訪れる幸福の”ビッグウェーブ”も、ことさらに大きなものだろう。

 サトノダイヤモンドが「世代No.1」を証明した昨秋の菊花賞(G1)。1992年に馬主免許を所得し、数えること24年で述べ36頭。そのどれもがセールで1億円を下らないような良血馬ばかりを所有していた里見治オーナーが、ついに悲願のG1制覇を成し遂げたレースでもあった。

 苦節24年、3度のG1・2着の壁を乗り越えて、ついに掴んだ栄光。「サトノ軍団」というだけで、どれほどの名馬もG1を勝てなかったジンクスを打ち破った”反動”は、やはりとてつもない大きさの波を連れてきた。

 まずはサトノダイヤモンドが菊花賞を勝った翌週のスワンS(G2)で、サトノアラジンとサトノルパンがワン・ツー。まるで前週勝利の”余波”をそのまま引き継いだような結果だった。

 だが、これは師走の競馬界の話題を独占した「サトノ軍団」逆襲の手始めに過ぎなかった。

 12月に入ると、まずはサトノクラウンが香港ヴァーズ(G1)で当時の世界王者ハイランドリールを破って優勝する大金星。悲願のG1を勝ったばかりの里見オーナーに、今度は海外初G1をプレゼントした。

 さらに、そのわずか7日後、今度はサトノアレスが朝日杯フューチュリティS(G1)を優勝し2歳王者に。その勢いは衰えず、年末の有馬記念(G1)では大将格のサトノダイヤモンドがキタサンブラックを破ってグランプリを制覇している。

 昨秋まで24年間G1に縁がなかった里見オーナーが菊花賞で悲願を達成すると、そこからわずか2カ月のうちにG1・4勝の快進撃。これもパチスロ大手メーカー・セガサミーホールディングスの会長となる人間力、持って生まれた豪運の成せる業なのだろうか。

 そして今週、大きなきっかけを掴んだ昨秋の里見オーナーと似た境遇の大馬主がいる。

 先週のヴィクトリアマイル(G1)で連敗記録をストップし、今週末のオークス(G1)に有力候補の一角アドマイヤミヤビを送り込むアドマイヤ軍団総帥・近藤利一オーナーだ。

オークス(G1)はアドマイヤミヤビが要注意!? 「G1・46連敗」を止めた総帥・近藤利一氏が、昨秋のサトノ総帥・里見治氏ばりの「大爆発」を呼ぶ?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  2. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  5. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  6. 【大阪杯】惨敗!ノーザンファーム崩壊の危機を救うのはタスティエーラかスタニングローズか、それともアルアインに続く意外な伏兵か
  7. 【大阪杯】「キズナVSエピファネイア」いまだに“腑に落ちない”両雄の激突から10年…今年の頭はイクイノックスに勝利したあの馬?【東大式必勝馬券予想】
  8. 武豊を潰した新人騎手「暴走」に物議!? 連続斜行でレースぶち壊し……未だデビューから1人だけ勝てない「焦り」か
  9. 【大阪杯】C.ルメール、川田将雅より「勝てる名手」に熱視線!昨秋はタイトルホルダー撃破…「G1レベル」と評された隠し玉に戴冠のチャンス
  10. 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス