真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.28 19:50

「最強」エピカリス復帰! ダートの猛者を相手に玉座を守れるか
編集部

遠い異国の地で涙を呑んだ名馬がようやく復活する。
国内の世代最強ダート馬との誉れ高いエピカリスが(牡3歳、美浦・萩原清厩舎)が8月6日、新潟競馬場で行われるレパードステークスへの出走を予定している。
エピカリスは日本で4戦4勝。初の海外遠征となったUAEダービー(G2)ではサンダースノーにアタマ差で2着に終わったが、内容そのものは評価されていた。そして、満を持す形で米クラシック最終戦ベルモントS(G1)へ挑戦。これまで見せた走りから、日本馬初の米クラシック制覇の期待も膨らんでいた。だが、レース前に歩様に違和感が生じ、陣営は出走に向けて懸命に立て直していたが、結局はレース当日に出走取消。JRAの発表によれば、これは右前肢ハ行が原因だったという。
走ることすらままならず、アメリカを去ることになったエピカリス。馬体を第一に考えるならば仕方のない事態であったとはいえ、出走断念は陣営としては忸怩たる思いだったのは間違いない。
出走停止という憂き目にあい、再起を図るべくレースへ向かうエピカリスは、28日に美浦のWコースで調整。5ハロン65秒5-12秒4と好調なタイムを記録したという。管理する荻原氏は「サンスポ」の取材に対し、帰国後は馬体を緩めないようにしていたと語り、「いい状態を保てていると思います。距離やコースに関しても不安はありません」と自信をのぞかせている。
PICK UP
Ranking
17:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬