パチンコ出玉規制に光明!? 夢のタッグが生んだ「完全オリジナル機種」が話題沸騰

「豊丸産業株式会社HP」より

　全国チェーン型パチンコホールの展開をするダイナムと、名物パチンコメーカー豊丸産業が強力タッグ。同社が共同で企画・開発した完全オリジナル機『CRAぴかパチ DS1』が注目を集めている。

　8月7日より全国のダイナム系列へ、順次導入されることが決定していた『CRAぴかパチ DS1』。2種類のタイプが存在しており、台数は合計2000台と発表されていた。

『CRAぴかパチT DS1』は、高確率時の大当たり確率が１/25.7。15ラウンドの出玉は約1080個となっており、獲得した玉でゆっくりと遊技を楽しめるタイプになっている。

『CRAぴかパチ89R DS1』は、高確率時の大当たり確率が１/9.9。15ラウンドの出玉が約720個と少なくなっているが、スピーディーな展開を楽しめる点が魅力だ。

　どちらも液晶（7セグ）に数字が揃うと大当たり。演出やゲーム性は、誰にでも分かるシンプルな仕様になっている。大当たりの50％が15ラウンドになっている点も注目。これにより投資金額を抑え、出玉による遊戯を継続できる可能性を高めているのだ。

　本作に関してダイナムは、少額でも大当りを楽しめる台である旨を強調。ユーザーの声を盛り込み開発を行ったと宣言している。確かに「投資上限を決めた遊技」や「仕事帰りなどの短時間勝負」など、さまざまな条件に対応できる奥深さを持っているとも表現できる。

　ホールの膨大な遊技データから「お客様の目線に立った遊技機」の開発を目指すダイナムらしさが感じられる機種。現在の需要にマッチした1台と言っても大袈裟ではないないだろう。

　名物メーカー豊丸産業との共同開発という点も魅力的だ。『餃子の王将』や『ソフトオンデマンド』など、インパクト抜群な台を発表し話題を集める同社。そのような独特の発想を好むユーザーは多く、業界になくてはならないメーカーとなっている。

　そんなダイナムと豊丸産業が強力タッグ。両者が生み出した『CRAぴかパチ DS1』は、ユーザーに受け入れられるのだろうか。過去に例のにない出玉規制が発表された今後の業界において、貴重な存在になるとも思えるが……。