GJ > 競馬ニュース > 「古参馬主」が札幌記念を席巻!
NEW

JRA「古参馬主」が札幌記念を席巻! 「サクラ」「ナリタ」伝統の一撃が炸裂

JRA「古参馬主」が札幌記念を席巻! 「サクラ」「ナリタ」伝統の一撃が炸裂の画像1

 先週末に行われた札幌記念(G2)は、サクラアンプルール(牡6歳、美浦・金成貴史厩舎)、ナリタハリケーン(牡8歳、栗東・中尾秀正厩舎)がワンツーフィニッシュを飾り、枠連、馬連、馬単はレース史上最高払戻金を記録した。

 3着には1人気だったヤマカツエース、また武豊騎手からC.ルメール騎手への乗り替わりで注目されたエアスピネルは5着。さらに香港の雷神J.モレイラ騎手がJRA重賞の初勝利を託したマウントロブソンは8着に終わっている。

 夏競馬は”荒れる”と言われて久しい。そして、この波乱を演出した2頭の名前を耳にして、「懐かしい」と感じた古参競馬ファンも多いかもしれない。それは勝利したサクラアンプルールの馬主であるさくらコマースの全尚烈代表のコメントからも読み取れる。全氏は「(サクラアンプルールの)担当厩務員の父親がマルゼンスキーをやっていて、その子がサクラチヨノオーですから」と目を細めながら語ったという。

 外国からの持込馬であるマルゼンスキーは1976年に中央競馬でデビュー。連戦連勝したものの当時の規定によりクラシックへの出走はかなわず、無敗のまま翌年に引退。そして、その産駒として名が上がったサクラチヨノオーは88年のダービー馬である。いずれにせよ、約20年前以上の話だ。

「さくらコマースは、ピンクがベースの勝負服で馬名に『サクラ』の冠名を用い、かつてはG1優勝馬を含める多くの重賞馬を輩出するサクラ軍団を結成していました。上記以外にも代表的な馬としてサクラユタカオー、サクラバクシンオーがいましたね。懐かしい名前が上がったことで当時を思い返す人もいたのではないでしょうか」(記者)

JRA「古参馬主」が札幌記念を席巻! 「サクラ」「ナリタ」伝統の一撃が炸裂のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  3. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  9. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客