
ゴールドアクター「年内休養」情報の原因はやはり「キタサンブラックと同じ」? 大牧場生まれであれば復活できた?
一昨年の有馬記念を制し、現在も第一線の強豪として活躍するゴールドアクター(牡6 美浦・中川厩舎)が、予定していたジャパンCを回避することがわかった。このまま年内休養の可能性も大という。
ゴールドアクターは今春、日経賞(G2)を5着、天皇賞・春(G1)で7着と衰えを見せたが、宝塚記念ではインコースを突いて2着と、改めてその能力が現役トップクラスであることを証明した。
しかし、春の激戦が響いたか、体調がその後なかなか上向かなかったようだ。すでに6歳。歴戦のダメージも溜まっているのかもしれない。この分なら来年も現役続行という感があるが、ファンからは「ボロボロになるまで走らなくていい」「種牡馬需要ないのかな」など、疑問の声も出ている。
「これが『巨大牧場』と『中小牧場』の差なのでは、という声もありますね。ノーザンファームなどが用意する最新鋭設備を用いた外厩があれば疲れも取れやすく、調整もしやすい。最近の活躍馬における外厩の利用の割合は非常に高く、当然その恩恵を受けるのは『社台系』など大牧場の馬たち。中小牧場との環境差は埋めようがありません。ゴールドアクターにもその影響が出ているのでは、という見方はありますね」(記者)
「生まれ」の影響は大きいということか。それを嘆いても始まらないが、やはり「資本力」の差は如何ともし難い……。
ただ「年内休養」の可能性まで取りざたされるほどの疲労には、別の理由もあるのでは……とされている。
「天皇賞・春(G1)です。レコード優勝のキタサンブラックが宝塚記念で大敗、2着のシュヴァルグランも大敗、3着サトノダイヤモンドは欧州で何もできずと、超良馬場で行われた同レースの影響を懸念する意見は非常に多いですね。
下位陣でも6着ディーマジェスティが今後のローテーションを決めることができていないなどダメージが鑑みられます。ゴールドアクターも直接要因はそこにあるのかも……」(記者)
「春の京都のコンクリート馬場どうにかしろ」という批判も。やはりここでも「馬場問題」が……。
PICK UP
Ranking
11:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- JRA最強の「幸運馬主」Dr.コパが語るヤナガワ牧場「大成功」秘話!キタサンブラック、コパノリッキーが誕生したのは「〇〇」のおかげ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】