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旧基準機30%規制にペナルティ! 前倒し認定も殺到……変革の波が押し寄せるパチスロの未来は

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 法改正に伴う「6号機時代」が迫っているパチスロ界。ホールの主軸『バジリスク絆』や『ミリオンゴッド神々の凱旋』など旧基準機に関しては、2017年12月に設置比率30%未満にすることが決定している。

 そんな旧基準機30%規制の遵守に向け、日本遊技産業経営者同友会は1つの決断を下したようだ。条件に該当しない営業所を有する会員企業に対して、30%以下になるまで会員資格を停止する処分を決議したと「遊戯通信web」は報じている。

 新基準に該当しないパチスロが全撤去されることはないものの、ホールにとって大きな痛手であることは間違いないだろう。昨年末にパチンコで大幅な撤去が行われたこともあり、パチスロ旧基準機を営業の主力と考えているホールは多い。今後の展開を不安視する声が続出することも自然なことだ。

 しかし、ホールが抱える問題は旧基準機30%規制だけではない。今後の営業戦略へ大きな影響を与える「前倒し認定」に向けた動きが激化しているようだ。

「前倒し認定を申請すれば、2020年2月まで認定機として設置することができます。認定機になると中古機として売買できなくなるなど”デメリット”もあるので全ての機種を申請することはできませんが、実施しないホールは存在しないでしょう。向こう3年の営業方針を決める重要な問題とも言えますから。

 通常の認定申請は検定期限が切れる1カ月前くらいと言われていますが、今回は特別な状況ですからね。新台の駆け込みラッシュによって保通協は大変な状況になっていますが、同じような状態になるのではないでしょうか。東京の認定希望台数は、8月の調査時の3倍となる15万以上とも言われていますからね」(パチスロライター)

 全国遊技機商業協同組合は、申請台数を減らす目的で「2017年1月以降に発売された遊技機の申請を極力控えて欲しい」との要望を提示している。

 しかし、これが組合側からの強制力のない要望だと考えれば、ホール側が従うとは考え難い。『押忍!番長3』や『聖闘士星矢 海皇覚醒』など、2017年に登場した成功機種を申請するホールは続出するだろう。異常とも言える「怒涛の申請ラッシュ」が、引き起こされる可能性は高そうな気配だ。

 30%以下になる旧基準機の構成や、前倒し認定する機種の選別など「重要問題」を抱えるパチンコ店。ここで下す決断によって、未来が大きく変わることは間違いなさそうだ。

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