真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.01.30 10:31

【川崎記念(G1)展望】武豊アウォーディー「世界制覇」へ絶体絶命!?”落ち目”のダート王が絶対に負けられない理由
編集部

31日には、川崎競馬場で2018年G1開幕戦となる川崎記念(G1)が開催される。
過去にはホッコータルマエが3連覇を達成するなど、ダートの超一流馬が順当に勝利を収める印象があったが、昨年はオールブラッシュが初重賞勝利をG1で決める波乱の決着となった。今年もダート界のトップホースが顔を揃えたが、2018年最初のG1で勝ち名乗りを挙げるのは、どの馬か。
強豪が集ったものの、崖っぷちに立たされているアウォーディー(牡8歳、栗東・松永幹夫厩舎)は何としても結果が欲しい。
一昨年のJBCクラシック(G1)でダート無敗の6連勝でG1初制覇を飾った際、この馬を誰がG1・1勝で止まると思っただろうか。一時、次代のダート界の主役として、将来を約束されていたアウォーディーがもがき苦しんでいる。
昨年はドバイワールドC(G1)に挑戦するなど、日本のトップホースとしてG1戦線を走り抜けたが結局、未勝利。それも3→4→5着と徐々に着順を落とし始め、年齢からくる衰えを指摘する声も小さくはない。
汚名返上を懸ける今回は2年連続のドバイワールドC出走に向け、何としても結果が必要な一戦。ここで惨敗するようなら、昨年の5着馬が招待されない可能性もある。幸い、川崎の2100mは初G1を飾ったJBCクラシックと同じ舞台。主戦の武豊騎手と共に今度こそ結果を残し、名実ともに日本代表として世界に挑みたい。
そのアウォーディーと同世代のサウンドトゥルー(セン8歳、美浦・高木登厩舎)は3度目の正直を狙う。
衰えが見え始めた感のあるアウォーディーと比べて、こちらはセン馬ということもあって気力十分。前走の東京大賞典(G1)でも上がり最速で2着を確保するなど、現役屈指の鋭い末脚は健在だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を