真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.02.09 11:29

暴走ダノンマジェスティに「豪腕」が騎乗でショック療法!? 「大井時代」が生かされる?
編集部

4日のきさらぎ賞(G3)で10頭立ての9着に惨敗したダノンマジェスティ(牡3 栗東・音無秀孝厩舎)。スタートから暴れ放題、抑えても首を動かし続け、3コーナー付近でいきなり進出するチグハグっぷり、最終コーナーではうまく回れず外に膨れ、そのまま馬群に沈んだ。
能力は関係者の多くが認めるところだが、新馬戦で騎乗し勝利した和田竜二騎手は「(完成まで)時間がかかる」、M.デムーロ騎手は「乗りたくない」と語るほど気性に問題点があるダノンマジェスティ。新馬戦ではあまりにも豪快な大外一気での圧勝だったが、毎度この気性に悩まされるとなればジョッキーとしても及び腰になってしまうか。
きさらぎ賞に関しては松若風馬騎手の騎乗に批判も多く、確かにまったく馬を御せていなかった部分もある。無論、やや不運だった部分もあるだろうが……。
そんな「困ったちゃん」ダノンマジェスティの次走予定が決まった。そして次の「鞍上」も決定したという。
「3月の大寒桜賞で出直しを図るようです。中京2200mと距離が伸び、さらに気性面への不安はありますが、日本ダービーなどクラシックを見据える上では避けては通れない舞台といえるかもしれません。とはいえ、乗りたいジョッキーはなかなかいないように思いましたが……。
内田博幸騎手が騎乗することになるようです。内田騎手といえばJRA屈指の『豪腕』として知られており、内田騎手ならダノンマジェスティの大暴れを抑え切ることができる、という意図があるのかもしれません。
内田騎手は元大井競馬所属のレジェンドでした。ダノンマジェスティと同等の暴れ馬たちに騎乗し勝利を積み重ねた経験があります。一変に期待したいですね」(記者)
まともにレースを運べさえすれば、能力はトップクラス、のはずだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター