GJ > 競馬ニュース > 田中博康厩舎「超速3勝」
NEW

JRA田中博康厩舎「超速3勝」で出世確定か……調教師に至った経緯としたたかな「システム」

【この記事のキーワード】, ,
JRA田中博康厩舎「超速3勝」で出世確定か......調教師に至った経緯としたたかな「システム」の画像1

 今、田中博康厩舎が熱い。

 今年の3月から開業した新人調教師であるが、すでに3勝をマークしている。順調な武幸四郎厩舎が3勝で、開業前は注目度が低かった田中博調教師も同じ勝ち数であるのは、上々の滑り出しである。勉強熱心であるがゆえに、関係者の評判もよく、開業前からエイシンの栄進堂、サトノの里見治オーナーの協力を取り付けた。当然良い馬がまわってくるが、その想いに応えて結果を出す田中博調教師もさすがである。

 そんな彼がジョッキーから調教師へ転身しようと思ったのはいつから、どういうキッカケだったのだろうか。

「田中博康調教師のジョッキー時代といえば、2009年のクイーンスプマンテでエリザベス女王杯を勝ち、大穴を開けた事がクローズアップされますが、シルクメビウスという馬の主戦ジョッキーであり、ダートのユニコーンSや東海Sを優勝、ジャパンカップダート2着等、ダート戦線でも活躍していました。ですが2010年、人気にはなるシルクメビウスを3着にも持ってこられないレースが2戦続いた彼は、次のレースから乗れなくなります。

翌年の2011年、武豊の勧めもあり、ヨーロッパへ一年間の武者修行へ旅たちました。温厚な性格が裏目に出ているので、技術向上だけでなく、メンタル面を強化する為にも、敢えて日本とは違う環境に身を置いてみたのです」(競馬記者)

 しかし、そこで田中は想像以上の刺激を受けることになったという。

JRA田中博康厩舎「超速3勝」で出世確定か……調教師に至った経緯としたたかな「システム」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  10. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」