GJ > 競馬ニュース > 田中博康厩舎「超速3勝」  > 2ページ目
NEW

JRA田中博康厩舎「超速3勝」で出世確定か……調教師に至った経緯としたたかな「システム」

【この記事のキーワード】, ,

JRA田中博康厩舎「超速3勝」で出世確定か......調教師に至った経緯としたたかな「システム」の画像2

「おそらく自分を変えたい、という思いで渡ったと思うのですが、世界の競馬の育成を実際に見聞し、騎手としてだけでなく、1人のホースマンとして知識を深めていきました。帰国後にメディアで将来調教師になる可能性に言及するようになったのは、この時の経験が多分に影響してるに違いありませんね」(同記者)

 また、2012年に帰国後、彼は中内田厩舎の手伝いもするようになり、馬づくりに携わる想いはより一層膨らんでいったようである。その想いの強さを示すように、誰よりも猛勉強を重ねて、2016年調教師免許を一発で合格してみせた。

 ジョッキーを引退し、見習いの技術調教師としてさらに勉強を重ね、積極的にベテラン調教師から教えを請い自分のものにしていった。ジョッキー時代は真剣であるがゆえに色々な事を試して、空回りしていたこともあったようだが、今度はその真剣さが調教師にとってプラスに作用していくのである。

 上昇気流に乗る田中博厩舎。当初は金曜追い切りも行なっていたが、今はそれをやめて、水木の追い切りに集中させている。人手の関係ではあるものの、スタッフとの連携も蜜でしっかり現場の声に耳を傾けている田中博調教師の柔軟性は大したものだ。2歳新馬の馬質も高く、今後はさらに飛躍することだろう。

JRA田中博康厩舎「超速3勝」で出世確定か……調教師に至った経緯としたたかな「システム」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  3. 武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利……キタサンブラック”ロス”埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙
  4. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  5. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か