真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.08 17:15

世界最強エネイブル「凱旋門賞回避」可能性も? 参戦予定ラッキーライラックが「それでも絶望的」とされる”理由”
編集部

世界最高峰の舞台である凱旋門賞(仏G1)。今年は昨年の最優秀2歳牝馬にして、桜花賞(G1)2着のラッキーライラック(牝3歳、栗東・松永幹夫厩舎)が1次登録を行ったことでも話題を呼んだ。同馬の出走がかなえば、大いに注目されることは間違いない。同馬の他にも有力馬が集まることが予想される凱旋門賞だが、今年は連覇の期待がかけられていた昨年の覇者・エネイブルの雲行きが怪しいと伝えられている。
昨年の凱旋門賞では、最後の直線で馬群から抜け出し完勝。G1競走5連勝を飾り、同年の欧州年度代表馬に輝いていた。今年は6月1日のコロネーションカップ(英G1)から復帰する予定だったものの、調教中にひざを負傷。出走回避が発表され、復帰は8月までずれ込むことになったという。
「エネイブル陣営は凱旋門賞連覇を大目標に掲げています。しかし、順調さを欠いていることが不安視されていためか、発表されているブックメーカー各社の前売りオッズが軒並みダウンしたみたいですね。どこかで一度使ってから10月に行われる凱旋門賞に臨む予定とのことですが、そこでどれだけ調子を取り戻しているのかが注目されるでしょう」(競馬誌ライター)
大本命が不調とあって、日本馬のラッキーライラックにも絶好のチャンスが訪れたようにも思える。だが、話はそううまくは行かないようだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客