GJ > 競馬ニュース > 岩田康誠「完全復活」
NEW

JRA岩田康誠「完全復活」レッツゴードンキで証明? ヴィクトリアマイル過去2年の「惨敗」理由と光

rettugo-donki0223.jpg※画像:レッツゴードンキ/『競馬つらつら』

 今週5/13(日)にヴィクトリアマイル(G1)が開催される。このところ、このレースも安田記念並みに全体のスピードと最後の末脚のキレが要求される1分32秒台の決着であり、過去10年の間に2011年、2015年、2016年の1分31秒台での決着もあった。今年も一番スピードを持つ、一番タフな牝馬が頂点に立つのであろうか。

「今年のメンバーを見ると、逃げ馬はカワキタエンカ1頭。この馬は淡々とした流れでしぶといタイプであり、ガンガン行くタイプではありません。前走逃げたり先行した馬は4頭ほどいますが、そのうち1頭は先行馬で3頭は差し馬。G1で脚質が違うのに逃げる勇気があるジョッキーがいるのかどうか。横山典騎手でも人気ならためらうのではないでしょうか。ある程度流れるとは思いますが、例年に比べて今年はペースが速くならない可能性があります」(競馬記者)

 そこで、一頭注目してみたい馬がいる。近年のG1では足りず2着や3着の多いレッツゴードンキ(牝6 栗東・梅田智之厩舎)である。最近はスプリント戦で安定した成績を見せているが、1400m、1600mでも良績があり、かつての桜花賞馬でもある。マイルでは長すぎる、というのは少し違うように思うが。

「最近はスプリンターのイメージが定着していますが、それは6歳になった今でも前に行くと掛かって行ってしまうからで、スプリントがちょうどいいんですよ。残念ながら過去2回のヴィクトリアマイルは掛かってしまい惨敗(2016年10着、2017年11着)。レッツゴードンキとこのレースは、相性がよくありませんね」(同記者)

 たしかに過去の負けた着順を見ると厳しさを感じる。だが、高松宮記念からここに向かった昨年は掛かり通しでレースにはなっていなかったが、重馬場の中を最後それほどバテておらず、勝ち馬と0.7秒差なら、作戦次第では差を詰められたのではないだろうか。

「じつは、過去2回のヴィクトリアマイルのレースというのは、レッツゴードンキのレースが出来ていないのです。2回ともそうなのですが、スタートを良く出て、外目を走り、中団より前にポジションを付けましたが、そのあと掛かり気味で岩田騎手が手綱を引いてる状態。これでレッツゴードンキのペースが狂ってしまうのです。2回ともそのあとの直線は、岩田騎手が追い出して良い末脚を見せていましたが、あきらかに”ガス欠”という感じでしたね」(同記者)

JRA岩田康誠「完全復活」レッツゴードンキで証明? ヴィクトリアマイル過去2年の「惨敗」理由と光のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 50年未勝利データのダノンデサイル、展開不利メイショウタバル、重賞大敗ヘデントールは買いか否か?レジェンドジョッキーの「菊花賞で買うべき3頭!」
  2. 【菊花賞(G1)展望】ダノンデサイル×横山典弘VSアーバンシック×C.ルメール!淀の3000mで長距離の名手が激突
  3. 最強女王はC.ルメールを射止めた馬!? チェルヴィニア、ブレイディヴェーグ、レガレイラ、そしてスターズオンアース…直接対決の時は来るのか
  4. 【富士S(G2)展望】ジャンタルマンタルVSセリフォスの新旧マイル王対決! 待望のG1制覇へソウルラッシュも虎視眈々
  5. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  6. 戸崎圭太「我ながら酷い」「本当に情けなくて」どん底に落ちた…元クラシック候補の近親はステレンボッシュ、レガレイラ、アーバンシック
  7. 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
  8. JRA戸崎圭太、後輩・坂井瑠星に昔は嫌われていた!? サウジ遠征を共にした先輩・後輩の「意外な関係」とは
  9. 武豊の続投すら脅かした佐々木大輔と快進撃!関西の名トレーナーが「過去最高ペース」で勝ち星を荒稼ぎ
  10. ルガルは「ロードカナロア級」の超大物!? 武豊も嘆き節の超ハイペースを見切ったプロの目