真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.08 08:53
JRA岩田康誠「完全復活」レッツゴードンキで証明? ヴィクトリアマイル過去2年の「惨敗」理由と光
編集部
2016年は6枠11番、2017年は7枠14番で、スタートして外目を走れば前に馬がいないので掛かって行ってしまう。しかし、控えては最後届かない。
「答えは意外と簡単です。馬の気持ちを害さなければいいのです。じつは、関係者の話では、レッツゴードンキは道中で無理に引っ張ったり、テンに仕掛けたりするとダメな馬なんだそうで、リズムを崩さないで運ぶことが重要だそうです。過去2回はこれが出来ていませんでした。そしてこれを実行するための最善の方法は、真ん中より内枠を引くことです。内枠であれば自然と壁ができるので、岩田騎手が手綱を引いて馬の機嫌を損ねることはありません」(同記者)
だとすれば、インに入り、前に横に馬を置ければ、最後の直線は岩田騎手お得意のイン付きで追い込むことは可能であるはずだ。しかし、外枠を引いてしまったら、やはりダメなのか。
「もし外枠を引いたら?先ほど、今年はペースがスローになるのではないかと申し上げました。もし外枠なら一旦、後方でレースを進めて、3コーナーから上がっていく競馬が可能です。先団に追いつく頃には直線ですから、手綱を引くこともなくそのまま追い出せばいいのです。レッツゴードンキはこれまで何度も上がり3位までの脚を繰り出しており、最後も心配ありません。要はレッツゴードンキの気持ちをいかに削がないで走れるかがポイントなんです」(同記者)
今年、岩田騎手が天皇賞・春を優勝し復活の狼煙を上げた。そして、先週NHKマイルカップは9番人気の馬を3着に押し上げる活躍。これまで20戦、レッツゴードンキと苦楽を共にし歩んで来た岩田騎手。ならば、そろそろこの馬にも2つ目のG1をプレゼントしてあげても良い頃ではないのだろうか。好調岩田騎手のエスコートで今週はレッツゴードンキが復活する。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!