真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.31 22:20

JRA2018総括「3歳クラシック編」アーモンドアイ三冠、ハイレベル3歳牡馬の躍動で競馬界の主役に
編集部
2018年のJRA競馬全レースが終了した。来年の馬券を的中させるためにも、今年のG1レースを振り返えっておこう。今回は3歳クラシック戦線編だ。
【3歳牡馬】
3歳牡馬クラシック戦線は3冠とも異なる馬の優勝という結果だった。中心馬不在だったと言えるが、将来を期待できる若駒が数多く登場したと見るべきだろう。実際、秋競馬では古馬強豪と対戦した3歳馬が大活躍した。
皐月賞(G1、芝2000メートル)の最重要トライアル弥生賞(G2、芝2000メートル)を完勝したのがダノンプレミアム(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)。同馬は朝日杯FS(G1、芝1600メートル)も含め4戦全勝。皐月賞の大本命に目されたが、脚部不安で皐月賞を回避。皐月賞はにわかに混戦模様を呈した。

1番人気は弥生賞こそ2着だったものの、それまで3戦3勝のワグネリアン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)だったが、勝ったのは7番人気の伏兵エポカドーロ(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)。3頭が雁行して先行、そこから数馬身離れた絶好の位置にいたのが功を奏し、直線で見事に抜け出した。

日本ダービー(G1、芝2400メートル)は弥生賞以来となるダノンプレミアムが1番人気だった。皐月賞1番人気のワグネリアンは皐月賞7着、8枠17番ということもあり5番人気という低評価。しかし、ワグネリアンの鞍上福永騎手は思い切りよく4、5番手の好位を取り切り、直線で逃げ粘るエポカドーロを差し切った。福永騎手は19度目の挑戦での初制覇。男泣きに誰もが声援を惜しまなかった。
PICK UP
Ranking
17:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬