真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.15 10:42
香港競馬「JRA」を反面教師に警告!? 「日本のようになるな」香港国際競走「地元勢全勝」の快挙も手放しで喜べない理由
編集部
最強女王アーモンドアイの勝利によって2006年以来、13年連続で日本馬が勝利するなど国際レースとしての意義を失いつつあるジャパンC(G1)。
「世界に負けない馬づくり」をテーマに1981年に創設され、今や目標は完全に達成されたといえるが、その背景には日本馬のレベルアップと同時に、有力な外国馬の参戦が枯渇している現状がある。
実際に今年のジャパンCに参戦したのは、史上最少タイ記録となる2頭。愛ダービー馬カプリが注目を集めたが、日本の超高速馬場を前にアーモンドアイが驚愕の世界レコードで勝利した一方、外国馬はほとんど本来の実力を発揮できずに大敗した。競馬ファンの間では早くも来年以降、外国馬が参戦してくれるのかが心配されている。
ただアジアで日本と並ぶ競馬先進国として知られる香港でも、同様の懸念があるようだ。
香港の代表的な国際レースといえば、香港スプリント(G1)、香港マイル(G1)、香港C(G1)、香港ヴァーズ(G1)からなる香港国際競走だ。13日、香港の競馬サイトが9日に行われた香港国際競走を総括。今年は香港スプリント、マイル、カップ、ヴァーズ共にすべて地元の香港馬が優勝する快挙を成し遂げたが、必ずしも諸手を上げて喜べる状況でもないようだ。
「記事では『ジャパンCシンドロームの危険性』『世界からの孤立』が謳われていますね。簡単に述べると、香港勢が勝つことは喜ばしいが、その一方であまり勝ち過ぎると海外から馬が来なくなってしまうというもの。このままではまさに今、そんな状況に陥っているジャパンCのようになってしまうというものです。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛