真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.15 10:42
香港競馬「JRA」を反面教師に警告!? 「日本のようになるな」香港国際競走「地元勢全勝」の快挙も手放しで喜べない理由
編集部
香港はスプリントやマイルのカテゴリーにおいて世界から高い評価を受けていますが、近年では2000mの香港Cを地元勢が連覇。そして今年は2400mの香港ヴァーズも5年ぶりに勝利しました。
ジャパンCで本来の走りができなかったカプリ
無論、香港競馬に携わる人々の努力の賜物といえますが、その一方で他国の陣営からすれば勝てなくなる、つまりは賞金を得られる可能性が低くなればなるほど、遠征する魅力は失われますよね……。
その成れの果てが、日本のジャパンCというわけです。我々日本人からすれば悲しい限りですし、国内だけでなく世界からもそう見られている”現実”を突き付けられたということになります」(競馬記者)
12月の香港国際競走には毎年多くの海外馬が参戦しており、10月に行われるフランスの凱旋門賞(G1)や米国のブリーダーズCシリーズを経由し、11月のジャパンCをスキップして参戦する外国馬も数多い。
言い換えれば、欧州競馬のオフシーズンに世界の有力馬を招待したいアジア圏の争いにおいて、日本は香港に大きく後れを取っているというわけだ。
しかし、そんなガラパゴス化(孤立した環境になる)の懸念をまったく気にしていないのか、今年も日本中央競馬会(JRA)は欧州とは大きくかけ離れた超高速馬場でレースを敢行。当日には2歳の未勝利戦がレコードを更新し、ジャパンCは2:20.6の世界レコードで決着した。
その優勝馬アーモンドアイの強さが大きく称えられた一方、本馬が来シーズンの目標に挙げているのが、日本競馬が悲願として掲げている凱旋門賞。今年、エネイブルが2:29.24で制したレースだ。同じ距離なのに約9秒ものタイム差がある「別世界」のレースだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
- クロノジェネシス元主戦が「油断騎乗疑惑」で騎乗停止処分!ノーステッキ楽勝ムードからまさかの敗戦…「後味の悪さ」残る結果もキズナ産駒の素質馬がデビュー勝ち
- JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声