GJ > 競馬ニュース > 若手騎手が「合コン」発覚で師匠から大目玉!
NEW

JRA若手騎手がコロナ禍の「合コン」発覚で師匠から大目玉! 遅刻、夜遊び、相次ぐ“素行不良”にモラル低下を危惧する声……、危機管理の甘さが導いたきっかけとは

【この記事のキーワード】, ,

JRA若手騎手がコロナ禍の「合コン」発覚で師匠から大目玉! 遅刻、夜遊び、相次ぐ素行不良にモラル低下を危惧する声……、危機管理の甘さが導いたきっかけとはの画像1

 先週は斎藤新騎手の騎乗自粛の件について触れたが、今週からは小林脩斗騎手が2週間の騎乗自粛を予定しているという。

「朝の調教に続けて遅刻した事で、師匠の奥平雅士調教師が激怒したようです。礼節などに厳しい奥平師はすぐさま何らかの処置が必要と判断しました。ただ、新潟開催中で既にいくつかの依頼が入っていたため、即騎乗自粛だと多方に迷惑をかけるということで2場開催となる今週からの判断となりました」(競馬記者)

 コロナ渦で入場制限などがなされた当初は、若手の騎手ほど規律やルールを守っていたこともあり、意外とベテランの方が飲み歩いたりとモラルに欠ける行為が見られていた。

 ところが、最近は小林凌大騎手や斎藤騎手をはじめ、若手の意識低下が目立っていることは残念だ。なかでも先週はとんでもないニュースがトレセンを賑わせた。坂井瑠星騎手の自宅で会食という名の下で女性との大人数での“合コン”が判明したのである。

 どうやら参加した騎手の1人がインスタグラムにその様子を載せてしまったらしい。これはまさに自爆といえる行為で、すぐさま多くの関係者に拡散されて、明るみに出てしまった。

JRA若手騎手がコロナ禍の「合コン」発覚で師匠から大目玉! 遅刻、夜遊び、相次ぐ素行不良にモラル低下を危惧する声……、危機管理の甘さが導いたきっかけとはの画像2

「詳細は16日の競馬開催が終わり、坂井瑠星騎手の自宅に西村淳也騎手、荻野極騎手が集合。また関東の山田敬士騎手と小林凌大騎手もわざわざ6時間かけて滋賀へ。そこに女友達を加えた10名程度で飲み会がスタート。朝まで大盛り上がりで、酔った勢いでその様子をアップしたという訳です。

良くない事ではありますが、SNSにアップしなければ分からなかった事なのに、今の若い子はその辺の危機意識が薄いというか……。特に関東の2人は県を跨いでの移動。勢いのある新人騎手が多く出てきた今は、特に頑張らなければいけない段階だけに、もう少し仕事に対して気持ちを向けて欲しいものです」(同記者)

 この件については、すぐさま騎手会などで事情聴取が行われ、隠せないと判断した参加者はあっさり認めて謝罪したらしい。ただでさえ、世間の目が過敏になっている状況下。本業の活躍ではなく、寝坊や夜の飲み歩きなどの“素行不良”で話題になっている場合ではないだろう。

 特段の処罰はなく、結局は厳重注意という程度で済んだようだが、こういった軽率な行動が続けば感染拡大のリスクも伴うため、最悪の場合は開催中止という事態も招きかねない。

 若くして大金が手に入る騎手という職業だけに、遊びたい盛りに何かと制限の多いコロナ禍では、フラストレーションが溜まるのも分かる話ではある。

 だが、モラルの低下を抑止するためにも、こういった行為が判明した場合にはベテラン若手を問わず、厳しい処罰を課さなければ変わらないのかもしれない。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

JRA若手騎手がコロナ禍の「合コン」発覚で師匠から大目玉! 遅刻、夜遊び、相次ぐ“素行不良”にモラル低下を危惧する声……、危機管理の甘さが導いたきっかけとはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛