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JRA「かわいいNo.1」メイショウテンゲンを侮り禁止! 皐月賞(G1)で弥生賞勝利時の「急成長」を見せつける

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 メイショウテンゲンの父ディープインパクトについては誰も不満はないだろう。母はメイショウベルーガ。5歳になってから頭角を表し日経新春杯(G2、芝2400メートル)と京都大賞典(G2、芝2400メートル)を優勝した女傑。しかし、天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)で繋靭帯を痛め競走中止、そのまま繁殖入りした。メイショウテンゲンと同じく池添兼雄厩舎所属で、主戦は池添騎手だった。

『週刊netkeiba』の取材を受けた池添調教師は「お母さんのメイショウベルーガは5歳になったくらいからさらに良くなった馬だったので、メイショウテンゲンも奥手じゃないかなと思っていたんです」と語り「ベルーガは牡馬相手に頑張ってくれていたから、その子供で何か1つ獲らせてあげたいなと思うんです」と言う。

 メイショウテンゲンは強敵相手の皐月賞でタイトルをゲットできるのだろうか。ところが、ここにきてそれが現実味を帯びてきたという。

「弥生賞では直線を力強く真っ直ぐ走れました。幼かった馬が成長し、能力を出し切れるようになってきた証拠です。しかも、2週前あたりから馬がさらに良くなっています。1週前追い切りでは弾むようなフットワークで僚馬を置き去りにしました。マスコミの注目度も俄然高くなり、陣営の士気も上がってきています。ひょっとしたら一発があるかもしれませんよ」(同)

 素質馬が競馬を覚え本気で走るようになってきたとはいえ、顔つきはまだまだ幼いそうだ。それが「かわいい!」と女性記者やレポーターの人気になっているという。3歳クラシックではレースに向けて急激に良化、オーラを放つように輝いてきた馬が優勝することがある。

 池添騎手はサトノルークスの先約があるため今回は三浦皇成騎手が騎乗する。現在リーディング8位(関東2位)と絶好調だ。”かわいい”メイショウテンゲンと自身にG1初制覇をプレゼントしたい。

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