真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.09.20 19:45

JRAも「G1同日開催」を増やすべき? 香港春競馬「大変革」に日本競馬の進化を求める声も……
編集部

香港競馬を統括するHKJCは春のクイーンエリザベス2世C(G1)、チャンピオンズマイル(G1)、チェアマンズスプリント(G1)の「春香港G1」を、来年から「同日開催」することを発表。来年は4月29日にシャティン競馬場で開催するとのこと。
香港といえば、年末の香港ヴァーズ、香港C、香港マイル、香港スプリントの4G1が開催される「香港国際競走」が競馬ファンには馴染み深いが、その双璧を成す開催となりそうだ。
今回の決定にはさまざまな意図がありそうだが、まず重要視されているのが「ビッグレースの好転」だろう。
「香港は日本競馬とは売上の”性質”が異なるようですJRAの場合は重賞ではないレースはそこそこの売上を保ち、重賞、特にG1になると1レースあたりの売上が跳ね上がります。一方の香港は、開幕当初は重賞やG1がなくとも非常に高い売上が立ち、一人当たりの馬券購入額が世界一である一方、日本のように単体G1で売上が大きく上がることがないようです。香港国際競走などG1が複数開催される『お祭り』では売上も伸びるということで、春においても同じ措置を取るということではないでしょうか。日本とはファンの競馬に対するアプローチや価値観が異なるということでは」(記者)
年中開催され、いまだ2兆円を超え世界一の規模を誇る日本競馬。片や香港競馬も年間で1兆円の売上をゆうに超えており(日本円計算)、世界第3位。今後さらなる発展を視野に入れるべく、G1競走周りの状況を変えようという動きなのかもしれない。
今回の動きは、今後の香港競馬発展の大きな鍵を握ることは間違いないだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆