真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.09 16:10

武豊「平成最後」JRA・G1で”お祭り男”の本領発揮!? 皐月賞(G1)最強スプリンターの仔ファンタジストが「2000mで勝てる」理由
編集部

牡馬クラシックの開幕戦となる皐月賞(G1)は、古くから将来的に王道路線を歩む馬と、マイル路線に進む馬が激突する舞台でもある。
したがって、毎年のように「距離の壁」に挑む馬がいるのだが、今年の代表格は重賞2勝を誇るファンタジスト(牡3歳、栗東・梅田智之厩舎)だろう。
デビュー戦、そして小倉2歳S(G3)と1200mで連勝。1400mの京王杯2歳S(G2)で3連勝を飾り、1600mの朝日杯フューチュリティS(G1)で4着。キャリア初の敗北を喫した。
これだけなら一介のスプリンターだが、ファンタジストが非凡な才能を見せたのは、さらに距離を伸ばして1800mに挑んだ前走のスプリングS(G2)だ。
進むべきはマイル以下か、それともクラシックか。今後のキャリアを左右する分水嶺となった一戦。ファンタジストは、中団から鋭い末脚を発揮。先に抜け出したエメラルファイトを外から猛追し、最後はアタマ差まで追い詰めた。
レース後、武豊騎手は2着に敗れたものの「上手く折り合いがついたし、やりたいレースはできた」と手応え。課題だった距離も「まったく問題なかった」と自信を示している。
「武豊騎手が距離を意識して本当に上手く乗ってくれた」と主戦を絶賛した梅田調教師も、この言葉で皐月賞挑戦を決断。今回は、さらに距離を延ばして2000mの壁に挑むこととなった。
じょじょに距離を延ばし1800mの壁を突破したファンタジスト。スプリングSは「1枠1番」からの発走とあって、今回もネット上のファンを中心に「距離ロスのない内枠が欲しい」という声が聞かれるが、本当にその通りなのだろうか。
レースを見た記者が「2000mも問題ない」と断言している。
PICK UP
Ranking
17:30更新【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは